2008年 04月 10日
次期 SLES11 の容貌が見えてきた。Novell HV製品を開発中
従来のソフトウェアは、たとえば P4 に代表されるような「高回転高出力型バイクエンジン」でいかに高速処理するかが課題でしたが、 64ビットマルチコアが当たり前になってきた今では「低回転高トルク型」いわゆるアメリカンV8のようなパワフルなソフトウェアが要求されています。
XEN ベースのスタンドアロン製品とは、まさにそのベースシャーシフレームであり、その上にバン型のボディを乗せようが、SUV的なスタイルにするのか、それとも小型トラックにするのか、という自由選択肢が与えられるわけです。
XEN はいわばLinux に「後付け」された仮想化技術ですが、これからは「仮想化」がシステムの基盤となり、オペレーティングシステムのi/FやAPIなどは、仮想化ベースの上に乗ってくるのでしょう。
このコンセプトは次の Windows 7 でも取り入れられるようです。
この64ビットのフレーム構造の上に従来の32ビットソフトウェアや、64ビットの重量級ソフトウェアを走らせようというコンセプト、なのですかね。