2008年 05月 08日
Novell Client for Linux (NCL)をインストールする
現在 NCL は SUSE 10, 10sp1 用がリリースされています。
今回はガラクタ置き場から引っ張りだした P3-800 マシンに SLED 10sp1 x86をインストールし download.novell.com より 32ビット版 i386 用をインストールしました。ダウンロード形式は iso フォーマットなので File Roller から解凍します。解凍した nci_install のスクリプトに x(実行フラグ)をつけてインストールします。
インストールは KDE と nautilus のプラグインを使うかどうかのインタビューがあるだけで簡単にインストールできました。アプリケーションフォルダから Novell Login を選ぶとおなじみの画面が現れます。

詳細(Advanced) を押すと、ツリーとサーバ、コンテキストの設定ボックスが現れますので、サーバ名(アドレス)とツリー名(アドレス)をセットして、コンテキストをブラウズできれば、OKです。ユーザ名とパスワードをセットしてログインします。
タスクトレーに N アイコンがあるので Novell Map Directory を選んでみます。

なぜかドライブレターをセットします。

なぜか、%home に F: へのシンボリックリンクが作成されました。
ボリュームを選んでプロパティを確認します。

トラスティの割り当てなどはおなじみのインターフェースです。

Nアイコンから System Settings を実行します。

おなじみの設定をウィザード形式で設定します。
この中に Open SLP の設定があります。よほどのことがない限り SLP は使わないので、ここはちょっと悩みどころでしょう。 DA はとりあえず NCP サーバを設定すればよいのかな?

ただし、なぜか、再起動してもう一度マップしようとすると NWSetdrivebase2 というエラーが出てマップできません。

Error: NWSetdrivebase2: Drive in use attempting to map drive
によれば、シンボリックリンクをいったん削除しなおせば直るようなことが書いてありますが、うそです。
/opt/novell/ncl/bin に最低限の(あくまでも最低限の)コマンドがありますので、片っ端から実行して結果を確認してみる必要がありそうです。
ちなみに ncl 2.0 のマニュアルはこちらです。マニュアル読んで出直しが必要です。
-Key word-
Novell Client for Linux, ncl, map, login OES, NetWare, ncl_install
非番のエンジニア