2008年 06月 04日
SUSE Linux (SLES) 10 sp1 on SLES+XEN -> SP2 へのアップデート
SUSE Linux on XEN + SLED の 10 sp1 から 10 sp2 へのアップグレード
の方法で SLES 10 sp1 を SP2 にバージョンアップしてみました。
SLES 10 のアップデートの方法、手順は SLED 10 と全く同じです。
SLES 10 SP2 はDVDメディアが2枚ありますが、インストールの途中に2枚目の交換を要求されることはありませんでした。
内容を見ると2枚目はソースのパッケージのようなので、本番サーバのアップデートには要求されるかもしれません。
How to update to SLES/SLED 10 SP2 ノベルの公式サイトは毎日更新されているようです。最新の ISSUE としてこちらの障害
Your service was added successfully in YaST, but could not be synchyronized with ZenWorks:
ERROR: Could not add'cd://': Failed to parse metadata: Can't add repository at
cd:///: Unknown Error: Can't provide /media.1 from cd:///
に対する対応方法があります。これは PatchCD を使った SLES SP1 -> SP2 へのアップデートに対する対応方法です。詳細はこちらを参考にしてください。
Error message at the end of an update via PatchCD to SLE 10 SP2
Steven J. Vaughan-Nichols 氏のショートレポートが日本語に翻訳されています。
新規にリリースされたSUSE Linux Enterprise 10 SP2の使用リポート
こちらにもあるように、オンラインでのアップデートはかなり面倒で時間がかかるようです。
これだけの手間を掛けるくらいならアップデート用メディアを(CD複数枚ないしDVD1枚分)ダウンロードし、これを光学ドライブ経由で実行させて指示通りにアップデートを進めた方が遥かに簡単に済んだはずである。
メディアをダウンロードしてDVDに書き込みができたら YaST から Media チェックをしてください。
もし、サーバのDVD装置に書き込み機能があるなら、サーバからCD書き込みソフトウェアで書き込むのが一番確実な方法かもしれません。 Computer > More Applications > gnome CD/DVD creater が一番早くて確実な方法です。
CD/DVD Creater に ISO イメージをドラックアンドドロップして書き込みを実行して Create Image をすると、メディアが出来上がります。
私は samba 経由で Windows の DVD 書き込みソフトウェア(遭えて何とは言わないが)で書き込んで、余計なコースターを3枚ほど焼きこんでしまいました。
-keyword-
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10. SP1, SP2, Update, on XEN, DVD Image, ISO ,How to update SUSE Linux on XEN Environment,
非番のエンジニア