2008年 09月 15日
RedHat はどこへ行く
XEN を捨て KVMプロジェクトを買収、迷走する RedHat。
急激に立ち上がった仮想化市場、ひとり先行する VMware を追って Citrix が XEN Source を買収。すでに Windows + Linux 仮想化市場は Novell + Microsoft 連合が先行者利益を確保し始めている。無償化、オープン化の嵐に、先行する VMware も危ない。
そこに独自の戦略で割り込もうとする RedHat。
Red Hat,KVMプロジェクトのQumranetを1億700万ドルで買収
Red Hat、仮想化ベンダー Qumranet を買収
レッドハット、仮想化企業Qumranetを買収
それぞれにメリットはあるのだろうけど、 Hyper-V が正式にリリースされた後では遅すぎる。 VMware XEN Hyper-V がすでに存在する市場にどれだけ割り入ることができるか。
注目を集めるオープンソースの仮想化ソフトウェア「KVM」、その成功の可能性は? CNET Japan
すでに国内の RedHat 党は CentOS に鞍替えしてXEN 仮想化をテストし始めている今、方針を転換することは困難に違いない。たっぷり2年は遅れている。
RedHat に先進性は感じられない。メディアが全然注目していない。
XEN を捨てて RedHat はどこに行こうとしているのか。
CentOS や Fedracore で XEN を実証してきたユーザを捨てるつもりらしい。
それとも FedraCore で XEN などと言うムック本を信じてきたユーザを罵倒するのだろうか。
この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア