SUSE 10 sp2 + XEN 上の Windows 7 仮想化の課題

※ Beta 版での問題です。後に解決されると嬉しいです。 2008/2/16 現在

1) VMDP2 (Virtual Machine Driver Pack 2) の問題

- 動きません。

まず、Vista 用 32 ビット VMDP ドライバを解凍した状態からインストールすることはできません。setup から「利用許諾書」の内容が Blank になります。DeamonTools などの仮想CD/DVD ドライバを使っても同じ症状が出ます。

SUSE 10 sp2 + XEN 上の Windows 7 仮想化の課題_a0056607_1643751.gif



xm create する前にドライバのイメージ iso をマウントした状態で run させるとこの問題は解決します。

SUSE 10 sp2 + XEN 上の Windows 7 仮想化の課題_a0056607_166769.gif


しかし、インストールがうまく行っても、 Windows 7 そのものは起動できなくなります。

SUSE 10 sp2 + XEN 上の Windows 7 仮想化の課題_a0056607_167917.gif


ここで止まります。一旦 xm destroy して、 xm create すると、スタートアップ修復ができるので、これで元に戻すことができます。

SUSE 10 sp2 + XEN 上の Windows 7 仮想化の課題_a0056607_1691290.gif


気持ちがよくないのでもう一度 uninstall.exe を実行して、完全に削除してください。

※まだ Windows 7 もベータ版なので仕方ないところでしょうか。非常に怪しいのですが デバイスマネージャに vdvroot.sys 「仮想ドライブ列挙子ドライバー」なるものがありました。これが何物なのか、ちょっと興味があります。

SUSE 10 sp2 + XEN 上の Windows 7 仮想化の課題_a0056607_16122997.gif


元々 Windows7 は仮想化時代に生まれたシステムですから、このあたりかなりチューニングが進むのかな? と期待しています。


その他の情報はこちらから
非番のエンジニア
by islandcenter | 2009-02-16 16:13 | XEN | Comments(0)