2009年 04月 27日
仮想化も第二ステージへ:VMware 増収するもライセンス販売は伸び悩み
VMwareの最高財務責任者(CFO)であるMark Peek氏は電話会議で、「トータルのライセンス販売は伸び悩んでいる」と述べた。「全体的な販売が、特に欧州で減少しており、ライセンス売上高は非常に好調であった2008年の第1四半期から12.8%減少した」(Peek氏)
仮想化が一般化してきて、選択肢が増えたこと、また不況の影響もあるでしょう。
同四半期におけるサービス売上高が総売上高に占める割合は、2008年の33%から増加して45%となったのに対し、ライセンスの売上高は、厳しい経済状況により、前年同期から13%減少して2億5700万ドルになったという。
単なるライセンス販売では VMware も苦しい。苦しいが、サービスコンサルティングに含まれる売り上げが急増しているということです。これは VMware に限らず、どこの仮想化システムベンダーも同じ状況なのでしょうね。