2009年 12月 20日
openSUSEにOpenOffice の"日本語環境改善拡張機能" を導入する。
Microsoft Word 1.2b や Lotus のスーパーオフィスなどは購入して使っていましたが、Microsoft Office のスィートは今でも価格が高くて、必要としていません。
もっとも嫌なのは、勝手にインデントを変えたりスペルチェックされてしまうので、イライラするのです。本当はスタイルなどを綺麗に整えて作業をするのが良いのですが、文書な内容が重要で見かけに時間をかけるのは無駄だと思うユーザはデフォルトで使いつづけるものです。
openSUSE や Novell SLED など Linux のパッケージに付属している OpenOffice は、デフォルトの文字フォントサイズが12ポイントなので、結局後で全部サイズを調整するはめになります。
ということで SUSE Linux でも Windows でも重宝に利用できる OpenOffice の日本語環境改善拡張機能のプラグインを openSUSE 11.2 に導入してみました。
OpenOffice.orgの書式設定を改善する「日本語環境改善拡張機能」をリリース
最新版は現在 1.01 です。
OpenOffice.org ja documents project in ja.openoffice.org
Windows 版にはIPA フォントを導入します。Windows では、4書体パック IPAfont00301.zip をダウンロードして解凍したものを、C:\Windows\font にコピーします。
IPAフォントダウンロード
IPA フォントは通常の Linux パッケージには大抵入っているようですから、必要はないようです。
日本語環境改善拡張機能 DefaultSettingsForJapanese.oxt をダウンロードしたら、右ボタンで OpenOffice 拡張マネージャからインストールします。
これで、OpenOffice のデフォルト状態は Microsoft Word そっくりになります。
Windows 版はもう一つ、OpenOffice ファイル > ドキュメントテンプレート > 管理、から「自分のテンプレート」で追加した拡張機能をデフォルトチェックします。
Windows版 OpenOffice については日本大学理工学部さんのページに詳しく説明されています。
日本語環境改善拡張機能
「ワープロ文書を読むだけ」のユーザなら、SLES に OpenOffice を導入して X 端末ソフトウェアから使わせるというシンクライアント的なアイディアもできそうです。
-Key word-
OpenOffice Microsoft Word Novell 相互運用 日本語フォント デフォルトテンプレート