2006年 05月 31日
SUSE Linux 対応のアンチウィルスソフト
SUSE 9 までです。10.x には対応していません。
つまり、Linux ではあまりにさまざまなディストリビューションだとかカーネルなんかがあるんで全てに対応できないということでしょう。
やっぱり新しいモノが出てからしばらく経たないと、怖くてビジネスでは手が出ないと...
2006年 05月 27日
OES NetWare のライセンス消費確認方法
http://MyServer/nps/iManager.html
を開き、 Role and Task - Licenses のリンクを開きます。
Run Serial number report を開き、コンテナを選んでセットすると、シリアル番号の利用状況のレポートをCSV形式でダウンロードできるようになります。

2006年 05月 24日
またまた滑ったノベル株式会社のマーケティング部門
とあり、
ノベルではさらに同製品の発表に併せ、openSUSE 日本語版(http://ja.opensuse.org)を開始します。
という発表なんだけど、そんなサイトは存在さえしない。公式プレスリリースにもあるのにこの惨憺たる無様さは、今のノベル社の無残なマーケティング部門の責任だろうなぁ。
こんなに手抜きするくらいなら、今の客をちゃんとケアしろよ。
※6/13 現在開設が確認できました。
2006年 05月 24日
GroupWise 6.5 間違ってユーザを消してしまった場合の復旧方法
GroupWise 5x と違ってかなり簡単に復旧できるようになりました。
まず、バックアップテープからドメインデータベース(WPdomain.db) と OFUSER\USERxxx.DB をどこかにテンポラリでリストアします。 5.x の場合ポストオフィス全体を戻さなければならなかったんですが、格段の進歩!です。
ConsoleOne から目的のドメインに Connect して、削除したユーザのポストオフィスを選択します。
Tools > GroupWise Utilities > recover deleted account を開きます。
ここで、バックアップからリストアした古い WPdomain.db を選び、戻したいユーザを選びます。古い WPdomain.db には削除されて今は存在しないユーザがリストアップされますからね。
あとは指示に従って Next を押すと、ユーザがディレクトリ上に復旧されます。
その際、ユーザのサマリが出るので FID を確認しておきます。仮に、戻すユーザのFIDが (xyz) だったとしましょう。
次にリストアしたユーザデータベース OFUSER\USER(xyz).DB を、 PO/OFUSER に戻します。多分、USERxyz.DB は OFUSER にはなかったはずですね。
ここから GWcheck.exe を起動します。
PO ディレクトリ、PO名、ファシリティは USER を選び、戻したいユーザIDをセットします。 Structure/Analize fix > Contents をチェックして修復します。
復旧したい、ユーザDBと、メッセージDBとのリンクが再構成されます。メールの容量にもよりますが、数分から数十分かかるでしょう。ユーザのメッセージはメッセージDBに格納されているわけですから、メールはほとんどリストアされるはずです。
GWcheck が完了したら、OKです。
GWcheck.exe は Windows 2000 ではエラーが出て使えない場合があるので Windows XP のワークステーションを使うことをお勧めします。
非番のエンジニア
2006年 05月 24日
ノベル副社長に平野正信氏(元レッドハット社長)を任命
ノベルのプレスリリース

平野氏 OSDL 以前は初代レッドハットの社長でした。
ここのところのN社の人事みているとまたかなり変わりそうですね。
どっちにせよ、地に堕ちた日本でのブランドイメージは回復して欲しいもんです。
2006年 05月 19日
ニード・トウ・ノウを実現するNSS
まぁスパイ網の末端にいる人間は、その情報収集の目的だとか、コンタクトする相手が(どんな風貌かは知っていても)誰であるかは知らなくてもいいとか、そんなものですね。
いざ締め上げられて「吐け!」とお仕置き受けても「知らんものは知らない」で通せるのです。
ところで、一般的に利用されているWindows系のファイル共有システムには重大なセキュリティ上の欠陥があります。それは「極秘」という共有フォルダがネットワーク上にある場合、「極秘」フォルダがブロードキャストされてしまうことです。しかも最初に作った時のデフォルトはエブリワンフルアクセスですからセキュリティなんてないに等しいわけですね。
この記事
ネット流出、海自文書計3千点 有事演習計画も
読んだ時に真っ先に浮かんだ言葉がニード・トウ・ノウです。
ネットワーク上の共有ストレージを作る上で重要なのは、ニード・トウ・ノウで、知らないものは知らないし、存在さえ気がつかないということです。
OES NetWare/Linux の NSSのディスクシステムは、あえて権限のないフォルダは存在さえ知られることはありません。このあたりがSMBを使う他のシステムとは異なるところです。
ただし、エンドユーザにとっては、このフォルダが誰に見られているかを常に意識しておく必要はあるでしょう。
そういったリテラシ教育は重要です。
もし、仮にニード・トウ・ノウの徹底されていないファイルシステム上で、ファイルをごっそり持ち出すことができたなら、類推される資料も含めて流出する可能性は低かったはずです。
2006年 05月 18日
Outlook Express を削除したい。
コンピュータをセーフモードで立ち上げて、次のコマンドをバッチファイルで実行すれば容易に削除できます。
-参考-
http://ebisukenta.jp/w2koe.html
@echo off
:DEL_OE5
rem -- delete files --
echo deleting Outlook Express 5...
del "%systemroot%\system32\inetcomm.dll"
del "%systemroot%\system32\msoeacct.dll"
del "%systemroot%\system32\msoert2.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\msoe.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\msoeres.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\msimn.exe"
del "%programfiles%\Outlook Express\oeimport.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\oemiglib.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\oemig50.exe"
del "%programfiles%\Outlook Express\setup50.exe"
del "%programfiles%\Outlook Express\wab.exe"
del "%programfiles%\Outlook Express\wabfind.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\wabimp.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\wabmig.exe"
del "%programfiles%\Outlook Express\csapi3t1.dll"
del "%programfiles%\Outlook Express\msoe.txt"
del "%CommonProgramFiles%\System\directdb.dll"
del "%CommonProgramFiles%\System\wab32.dll"
del "%CommonProgramFiles%\System\wab32res.dll"
rem -- delete folders --
del /q "%appdata%\Identities"
del /q "%appdata%\Microsoft\Address Book"
del /q "%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\Stationery"
rem -- delete registry key --
echo REGEDIT4 > deloe5.reg
echo ; >> deloe5.reg
echo [-HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Outlook Express] >> deloe5.reg
echo [-HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\WAB] >> deloe5.reg
echo [-HKEY_CURRENT_USER\Identities] >> deloe5.reg
echo [-HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Outlook Express] >> deloe5.reg
echo [-HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\WAB] >> deloe5.reg
echo [-HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{44BBA842-CC51-11CF-AAFA-00AA00B6015B}/StubPath] >> deloe5.reg
echo [-HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{7790769C-0471-11d2-AF11-00C04FA35D02}/StubPath] >> deloe5.reg
regedit -s deloe5.reg
del deloe5.reg
rem -- delete dllcache --
echo これ以降は「見つかりませんでした」が出ても正常です。
del "%systemroot%\system32\dllcache\inetcomm.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\msoeacct.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\msoert2.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\directdb.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\wab32.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\wab32res.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\msoe.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\msoeres.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\msimn.exe"
del "%systemroot%\system32\dllcache\oeimport.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\oemiglib.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\oemig50.exe"
del "%systemroot%\system32\dllcache\setup50.exe"
del "%systemroot%\system32\dllcache\wab.exe"
del "%systemroot%\system32\dllcache\wabfind.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\wabimp.dll"
del "%systemroot%\system32\dllcache\wabmig.exe"
del "%systemroot%\system32\dllcache\csapi3t1.dll"
echo .
echo -------------------------------------------------
echo Outlook Express のアンインストールが完了しました。
echo コンピュータを再起動してください。
echo -------------------------------------------------
echo .
PAUSE
2006年 05月 18日
コンテキストレスログインを容易に行う
今のNovell Client for Windows にパッチするだけで簡単にコンテキストレスログインができるツールです。 eDirectory/OES/NetWare へのログインを容易にします。
dllが一つだけと、レジストリの書き換えを行うバッチファイルが付いています。
リーダコメントにもありますが、あまり巨大なネットワークでは使い物にはなりませんが
2000名程度の小規模な、小規模拠点なら充分に使い物になります。
特に学校のように、学年なんかがコンテナに分かれているような環境や、キオスク端末では効果があります。
Client 4.83 4.9 で実績があります。
2006年 05月 17日
NW65sp 適用中にアベンド
> Server -na オプションで起動
SYS: がマウントされるので autoexec.ncf から initsys.ncf 以下を全てコメントアウトしてシャットダウンします。
> server を起動
手動で ip をバインドします。
load tcpip
load MyNic.LAN name=MyLAN_EII frame=ethernet_ii
bind ip to MyLAN_EII mask=255.255.xxx.xxx address=xxx.xxx.xxx.xxx
この状態でクライアントからアクセスできる状態になるので、 SYS:Java ディレクトリを正しく動作している他のサーバからコピーしておきます。古い SYS:Java は SYS:Java.old にリネームしておきます。
この状態から initsys.ncf のコメントをはずして再起動します。
再起動できたらもう一度パッチの適用を行います。
パッチの適用が終わったら、コメントアウトした部分を全てイネーブルにします。
事前の準備
この手順は他にサーバが動作していることを前提としていますが、不幸にもシングルサーバの場合はそういったテクニックが使えません。SYS:Java を事前にバックアップコピーしておくことが重要になります。
問い合わせは
islandcenter.jp
2006年 05月 12日
いまさら Exchange に対抗するわけにも行かないが
・OES Linux
・GroupWise
・ZENworks
・OpenOffice
がワンセットとなったパッケージを発売するということらしい。
中々パッケージとしては魅力的だろう。ファイル共有、コラボレーション、ポリシー管理
そしてオフィスソフトウェアがパッケージになっている。
OOF の Windows 版が付いてくるってところがミソだね。
決して全部を Linux で固める必要や理由がないわけだ。
ある程度のオフィス規模で、一つのポリシーによってオフィス環境を構築しようと思えば一つのいい選択肢ではある。
もっとも日本じゃ売らないだろうけどね。