2009年 01月 22日
Moonlight 1.0 が公開、これでオバマ大統領の就任演説も見れる?
サポートされるOSはSUSE Linux Enterprise Desktop 10とopenSUSE 11.0 / 11.1、Ubuntu 8.04、Fedora Core 9。併用するWebブラウザには、Firefox 3.0が推奨されている。
オバマ大統領の就任演説は moon light 2.0 でなければ見られないという話もありますが、 Linux 用のプラグインをマイクロソフトが提供するというのも、従来見られない変化を感じます。
2009年 01月 22日
Windows 7 で Novell Client for Vista は動く(か?)
Novell Client for Vista 1.0 sp1 が Windows 7 beta (32ビット版)で動作しました。32 ビット版は、P3/P4 対象の「アップグレード系」、わざわざ 64 ビットのCPUに載せて使うこともあるまいと思いますが。



xm pause も動作します。

-怪しげな x64 版-
Novell Client for Vista 1.0 SP1 には64bit 版も同梱されています。
64 Bit 版 Windows 7 に導入すると、 c:\Program Files にインストールされます。ほとんどのソフトウェアは 32bit 版のようですが。


ただしかなり動作は怪しく、ログオン画面から eDirectory 認証した後、認証が解除されるという現象があります。N アイコンから「接続」を確認すると、セッションが切れます。
再び Novell Login を行うと正しく動作します。


32 ビット版でも同じ現象がでるかどうかはチェックしていませんが、「とりあえず」使える程度だとお伝えすることはできます。
64 ビット版はおそらく、Core2, Athlon 64 系で新規に導入、あるいはプリインストールの対象としてかなり選択されそうに思います。導入テストをして、ヘルプデスクが作った画面キャプチャを OES に保存できない、というような問題はならないでしょう。更なるマッシュアップを期待しています。
-Key Word-
SUSE OES2 OES NCP NSS eDirectory NetWare Linux XEN Windows7 Windows 7 Novel Client for Vista 1.0 sp1
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非番のエンジニア
2009年 01月 22日
パケットアナライザ
WireShark は GPL で公開されていた有名な EatherReal の後継ソフトウェアです。
About Wireshark
1.05 ダウンロードページ
ダウンロードしたセットアッププログラムを実行するとセットアップが始まります。ここでは手順は説明しません。
セットアップが終わったら、プログラムメニューから wireshark を実行します。
-キャプチャの開始-
File Menu のすぐ下にあるアイコン List the Available Interface ボタンを押して 利用可能なインターフェースに、wireshark を使っているコンピュータのネットワークカードを選び Start ボタンを押すとキャプチャが開始されます。
Filter にターゲットの IP アドレスをセットします。

Stop The running capture を押すと、キャプチャが終了します。

キャプチャしたパケットトレースを確認します。
-MACアドレスがわかっている場合-
謎の MAC アドレスのブロードキャストを知りたい場合があります。
MACアドレスがわかっている場合、 Filter 横の Expression ボタンを押して Media > relaition (matches) Value ( xx:xx:xx:xx:xx:xx ) をセットして OK ボタンを押します。

2009年 01月 20日
SUSE Linux + XEN 仮想環境に Windows 7 を導入する - 64bit 版導入編
Transrate English
まず、Create New Virtual Machine から選ぶOSタイプは Windows Vista(x64) ではなく、Windows 2008 Server (x64) でなければ、ISO からブートすることはできませんでした。

その他は、ほぼデフォルトでそのままインストーラが起動できます。
ただし、ファイルのコピーが終わって、再起動することができません。

Windows の起動画面から先には進めません。
Cytrix のフォーラムにも似たような症状が報告されているようです
Thread: Windows 7 beta 64 Bit installation - which Template should be used?
続き-
-vcpus=1 に書き換えてみる-
ここで一旦 vm destroy MyW7x64 を実行して、 /etc/xen/vm/MyW7x64 を書き換えてみました。
--list--
name="W7-64"
uuid="b7040f34-0370-ed1b-a1d0-0b632488e719"
memory=1024
vcpus=1
on_poweroff="destroy"
on_reboot="restart"
on_crash="destroy"
localtime=1
builder="hvm"
extid=1
device_model="/usr/lib/xen/bin/qemu-dm"
kernel="/usr/lib/xen/boot/hvmloader"
boot="c"
disk=[ 'file:/var/lib/xen/images/W7-64/disk0,hda,w', 'file:/home/maji/ISO/W7-64/7000.0.081212-1400_client_ja-jp_Ultimate-GB1CULXFRE_JA_DVD.iso,hdc:cdrom,r', ]
vif=[ 'mac=00:16:3e:24:27:97,model=rtl8139,type=ioemu', ]
stdvga=0
vnc=1
vncunused=1
apic=1
acpi=1
pae=1
usb=1
usbdevice='tablet'
serial="pty"
keyb='ja'
--ここまで--
どうも vcpu=2 or more では動かないようです。 正しく起動できた後 vcpu=2 にセットすると起動できなくなりました。 x64 版では vcpu=1 にセットする必要があるようです。memory= の値はデフォルトで問題ありませんでした。
おまじないのように keyb='ja' を追加してみましたが、106 Keyboard は認識してくれないようです。リモートデスクトップを使う分に関しては問題はありませんが
なお、 GUI の Virtual Machine Manager より run するより xm create で確実に /etc/xen/vm を読ませた方がより Better なようです。

-Key Word-
SUSE SLES SLED Linux XEN Windows7 Windows 7 x64 Virtulization 仮想化 Novell VMDP Virtual Machine Driver Pack
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非番のエンジニア
2009年 01月 19日
SUSE Linux + XEN 仮想化環境に Windows 7 を導入する - 32bit 版導入編
※この記事は更新される可能性があります。
まずは Yast > Virtulization > Create New Virtual Machine を選び

今回は 32 ビット版なので Vista を選びます。
Install Operating system より、 XEN のデフォルト 20Gb の仮想HDD、インストール用イメージ ISO ディスクを CD デバイスに設定します。

メモリや、CPUなどはデフォルトのまま 1024Mb, 2 CPU としました。ちなみにマシンは Athlon 64X2 3800+モデル 4G メモリです。
Create ボタンからインストールを開始します。ここまで何のトラブルもなければとりあえずいけそうです。

無事インストーラが立ち上がりました。

ロケーションの定義を行います。

すごい表現です。「今すぐインストール」

急かされているような表現はなんとかならないもののでしょうか。

インストール中はこれぐらいしか見ることがありません。インストール中のCPU負荷はこの程度です。20~50%程度です。
ライセンス同意

どういう画面が出るのか期待して「カスタム」

デバイスドライバなどはこのメニューからインストールできます。

思い余って「ドライバの組み込み」を選ぶとこういう目に合います。

VMDPを導入する場合はここから入れればよいのでしょうか。仮想マシンを作成するときに VMDPの ISO を指定しておけば良かったのかもしれません。
ここからは抜けられないので右上の×(閉じる)でインストールをキャンセルするしかありません。キャンセルすると「今すぐインストール」メニューに戻ります。
ということで、もう一度インストールを再開できます。ここからが長い時間がかかります。

コピーが終わると設定を開始します。

ここまで約40分程度です。
初期ユーザ名とPC名を設定します。

初期ユーザのパスワードとヒントをセットします。

ダウンロードしたときのライセンスキーをセットします。

セキュリティの設定です。ここでは「後で確認します」を選びました。

時刻の設定です。

時刻も正しいようです。SUSE10sp2 + Windows 7 では正しくハードウェアクロックを拾えるようです。
ネットワークの設定です。「不明な場合はパブリック」を選べというので「パブリックコンピュータ」を選びました。

初期画面が起動しました。

特に問題もなく、ネットワークも繋がります。

デバイスマネージャからは QEMM のディスクドライブと NIC が認識されています。
不明なデバイスがありますが...

リモートデスクトップを「許可」します。

これで、ほとんどのWindows 7 の操作を、Windows XP からリモートで利用できるようになりました。

xm pause も動作します。

-感想-
Windows 7 を何の工夫もなく SUSE + XEN 環境で動かすことができました。全体の時間は1時間弱でしょうか。Vista 互換でインストールできるので、非常に簡単に仮想化することができます。
問題はパフォーマンスの問題でしょうか。テストに使った機材は Athlon X2 64 3800 というかなり古い部類の AMD-VM が動くPCですが、1024Mb のメモリではちょっともっさりした感じがあります。最新のCPUでメモリを2Gくらい割り当てたらどうなるのか、 VMDP を使った場合の体感速度はどれくらいなのかを試したいところです。
Windows XP から Windows 7 へ移行するにあたり、古い XP マシンから Windows 7 とアプリケーションを使わせたいというニーズがどれくらいあるのか未知数ですが、将来は必ず Windows 7 は通らなければならない道なので、移行のサイクルに古いPCが混在する場合は一つの解決方法として利用できると思います。
あとは VMDP がどれくらい動くか、Novell Client for Vista が動くかどうか、 ZCM 10 が動くかどうかをテストしてみます。
-Key Word-
SUSE SLES SLED Linux XEN Windows7 Windows 7 Virtulization 仮想化 ZENworks Novell VMDP Virtual Machine Driver Pack
PS:続き
SUSE Linux + XEN に Windows 7 を導入する - 64bit 版導入編 一工夫必要ですが動きました。
Windows 7 で Novell Client for Vista は動く 32bit 版ですが、うまく動いています。
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非番のエンジニア
2009年 01月 15日
ZENworks DLU で作製したアカウントで NICI/NMAS の内部エラーが出る
Transrate English
Novell Client 4.91 のバージョンアップした後
1) ワークステーションのみでログインして、NDS接続すると、内部エラー 0xFFFFFA27
2) スクリーンセーバのパスワードロックからNDS認証で復旧すると -1497 エラーで回復できない。
Windows のローカルアカウントであれば認証される。
その他の症状として
1) ローカルアカウントが再作製されてしまう。C:\Document and....\MyUser.000 ディレクトリにプロファイルが作製される。
したがって、「お気に入り」「デスクトップ」などが消えてしまう。
2) CCS_E_Authentication_Error
3) CCSW32.DLL が見つかりません。
同じ現象が既知の不具合として報告です。詳細はこちら(TID 3576402)をご参考にしてください。
Internal error 0xFFFFFA27 reported when logging into NDS with NMAS enabled FFFFFA27 (TID 3576402)
TID 3576402 日本語翻訳
NMASとNDSにログインするとき報告された内部エラー0xFFFFFA27はFFFFFA27を有効にしました。
Unable to change Universal Password from workstation with ZENworks/DLU installed (TID 3530122)
-原因
ZENworks の DLU ポリシーで作製されたローカルアカウントが NICI/NMAS を使った認証ができない。
エラーコード -1427, 0xFFFFFA27 は CCS_E_Authentication_Error です。
この現象は
1) NICI/NMAS を導入しない状態で ZENworks の DLU 機能によるユーザ作成
2) 後にNICI/NMAS を導入(またはアップデートを行う)
3) 認証に必要な C:\Windows\System32\Nici\MyUser が作成されるが必要なアクセス権がない
という順序で発生します。
-対策
次のいずれかの対策で復旧できる場合があります。
1) C:Windows\System32\Nici\Myuser のアクセス権が足りないため追加します。
問題のユーザでログインして C:\Windows\System32\Nici\MyUser のプロパティを確認しようとするとアクセスが拒否されます。
Administrator でログインしてこのディレクトリに対してアクセス権限を与えてください。直訳となりますが、TID 3576402 日本語翻訳から確認と変更方法をピックアップします。
>>>>TID 3576402 日本語翻訳から >>>>>
まず最初に、AdministratorsグループのメンバーとしてWindowsマシンの上にログインしてください。 その時、実際のNICIユーザサブディレクトリ、例えば、「C: \Windows\System32\ノベル\NICI\ユーザ名」にブラウズしてください。 あなたはこのとき、このディレクトリにアクセスできないでしょう。 「ユーザ名」ディレクトリの上で右クリックしてください、そして、ディレクトリの特性を持って来てください。 あなたがするあなたが「セキュリティ」タブ、どのポイントであるかもしれないかでうながされたスイッチはディレクトリで許容を変える許可を持っていません。 「所有者」タブ(ことによると「高度な」ボタンの下でWindowsプラットホームによる)に行ってください、そして、「管理者」がディレクトリの新しい所有者であることを選択してください。 あなたは、すべてのサブディレクトリとオブジェクト(ファイル)でも所有者を取り替えるのを選択しなければなりません。 この変化を保存するとき、あなたをいっぱいに与えるのが(あなたは積極的に応じるべきです)サブオブジェクトにおける許容を許容に取り替えるために制御されるか否かに関係なく、あなたはうながされるでしょう。 これらの変化を保存した後に、年取ったSID/ユーザアカウントがあなたがわかって、取り除くことができるべきであるどの点をそこに割り当てたかでもう一度「ユーザ名」ディレクトリの上の「セキュリティ」タブを見直してください。 「高度な」視点を使用してください、そして、(利用可能であるなら)新しいか現在のウィンドウズ・ユーザーアカウントを加えて、完全な許可をディレクトリに持ってください。 この変化を保存するときには、個々のファイルとサブフォルダーで実際の「ユーザ名」ディレクトリの下でセキュリティをアップデートするために「すべての子供オブジェクトの上に許可エントリーを取り替えてください」を選択してください。
<<<< ここまで <<<<<<
2) Nici/NMAS をコントロールパネル>プログラムの削除と追加から削除し、
3) ネットワークのプロパティから Novell Client をアンインストールして、再インストールする。
4) ログイン、 ConsoleOne で CCSW32.DLL が見つからない場合、
5) その他
NICI/NMAS をインストールせず DLU で既にローカルアカウントが作成された Windows マシンには NICI/NMAS をインストールすると現象が再発する可能性があります。
新規にインストールする場合は、当所から NICI/NMAS を導入した状態から ZfDagent を導入して DLU によるローカルユーザを作製します。
-KeyWord-
ZENworks Windows管理 DLU Dynamic Local User Novell Client NMAS NICI Internal Error 内部エラー 0xFFFFFA27 -1497
この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
2009年 01月 09日