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Windows 2019 試用版を入手したので、SUSE(SLE15)+KVM 環境下で、仮想マシンドライバパック、VMDP(Virtual Machine Driver Pack, virtio) と一緒に導入してみました。

SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack

FAQに
"有効なSUSE Linux Enterprise Serverサブスクリプションをお持ちのお客様には、これらの並行仮想化ドライバの保守およびサポートの使用権が自動的に付与されます。ドライバのサポート契約は、お客様が契約しているSUSE Linux Enterprise Serverサブスクリプションから継承されます。"

とあるので SLE のサブスクリプションに含まれている、と考えていいでしょう。

サブスクリプションの購入はこちら

最新の VMDP 2.5 はこちらから無料登録済み SUSE アカウント でダウンロードができます。

SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack 2.5


Windows では xen 環境からの移行も簡単です。

SUSE Linux で XEN から KVM へ移行、VMDP はこんなに簡単

全体の流れは動画にまとめました(9分、盛大に音出ます)

Windows Server 2019 on SUSE Linux 15 with VMDP + KVM install (仮想化インストール)





今回は iso 版を仮想マシンにマウントしてインストールしました。

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- virt-manager からインストール -

SLE15より virt-manager のアイコンが yast2 の GUI から消えてしまったので、XのGUI 環境からテキストターミナルを開いて

# virt-manager &

をコマンドライン実行して仮想マシンマネージャを起動します。起動したら”not connected” のラインから右ボタンで "connect" します。

左上の Create ボタンを押して、新しいVMを作成します。

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インストールソース iso イメージを指定するため、 Browse ボタンを押して、メディアパスを探してセットします。

インストールソースをセットすると、自動的にインストールするVMのOSタイプを認識します。 SLE15 より Windows 2019 の方が後に出たため、ここでは Windows 2016 と認識されています。 他のOSの場合"unknown" などと出てきた場合は "Automatically detect ......." のチェックを外して、最も近いシステムを選択することができます。

> Forward

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Windows Server 2016 と認識したため、VM イメージは 40 Gb と認識されました。 Windows でこれより大きな C: システムイメージを作りたい場合は、任意の数字をセットします。

デフォルトでは /var/lib/libvirt/images の下に qcow 形式の仮想イメージを作ります。
今回は、SSD をマウントしたディレクトリに、RAW フォーマットのイメージを作りたいので、"Select or create ......" を選び "Manage" ボタンを押して、任意の場所、任意のファイル名で仮想イメージを作ります。

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メモリとCPU数を、デフォルト状態から任意の数値にセットします。

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仮想イメージを作成するディレクトリをブラウズして決定し、ファイル名を任意にセットします。ここでは SSD ドライブをマウントした下のディレクトリに"仮想VM名.disk0.raw" としました。

※ なお、ディレクトリはこのダイアログでは作成できないため、事前に

# mkdir "仮想VM名"

しておくと良いでしょう。

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仮想ディスクイメージがセットできたら "Forward"

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最後のダイアログです。ここでは必ず決め打ちされた仮想VM名: "Name" のボックスに、運用上の命名規則に則った Name をセットします。

次に、必ず "Customize configuration before install" のチェックを入れて、インストールのサマリダイアログを開くようにしてください。

> "Finish"

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"Customize configuration before install" のチェックを入れると、インストールのサマリスクリーンに移動します。

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IDE Disk を選んで "Advanced options" ドロップダウンを開くと "Storage format" が qcow2 で決め打ちされています。この欄を "raw" 形式に変更します。

※ qcow2 形式は、指定したディスク容量より小さく、容量を節約できますが、一般に書き込み動作が低速で重い、と言われています。また、データの使い方によっては、それほど、効率が良くないようです。例えば一発デフラグすると、あっという間に容量を使い切ってしまうという事が起こりえます。
 
 システムドライブイメージでは初めから容量確保されて安定して高速な "raw" フォーマットの方が良いと思います。
データドライブ、パーティションは qcow2 形式を選択する場合もありますが、データドライブは別メディア、例えば iSCSI SAN ストレージを使った方がベターです。

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VMDP(Virtual Machine Driver Pack) を使う場合、NIC の形式は "Hypervisor Default" から”virtio” に変更します。
ハイパーバイザーデフォルトを後で変更しても構いませんが、手順がややこしいので、インストール時点で "virtio" にしておくのが良いでしょう。

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"Apply" を押して、左上にある "Begin installation" を押すとインストールが開始されます。

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インストールが始まります。

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二度ほど再起動したら、インストール完了です。(この環境では約10分....)さすが Linux ベースの仮想化は早い!...



- VMDP のインストール -

virtio をNICドライバとして設定したため、NICが見当たらない状態になっています。

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仮想コンソールからVMのサマリ編集画面のボタンを押して移動し、 IDE CDROM に認識されているインストールソースを"Disconnect" して、”Connect” ボタンから、 VMDP の ISO ファイルをファイルシステムからブラウズしてマウントします。

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仮想コンソールに戻り、VMDP の ISO ファイルがマウントされている事を確認します。

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※VMDP はアンインストールしたり再インストールする場合があるので、C: ドライブの任意のフォルダにコピーしておくと良いでしょう。

VMDP の setup.exe を実行します。

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EULAに同意

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インストールが始まります。(この環境で1分弱)

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VMDPのインストールが終わると、再起動が要求されます。でもその前にネットワークが検出されたようです。

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再起動後のネットワークのプロパティです。ネットワークが認識されているようです。

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イーサネットのプロパティを開くと "SUSE Network Driver for Windows" がインストールされている事が分かります。「構成」ボタンを押してドライバのパラメータを確認します。

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「詳細設定」タブにドライバのパラメータが設定されています。VMDP2.5 では、デフォルトで問題ないようですが、一応 "xxxx Offload" 系のパラメータは全て "Disabled" になっている事を確認します。 これらが Disable にセットされて問題になったことはありませんが、Enable で問題になったことは何度もありました。


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デバイスマネージャーを開いて、 BUS ドライバや SUSE NIC ドライバがインストールされている事を確認します。

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VMのサマリ画面に戻り "Boot Options" にある "Autostart" にチェックを入れ、ハイパーバイザー筐体が起動したときに同時にVMも起動できるようにします。また、Boot Menu が出ないよう、マウントした CDROM のチェックを外しておきます。


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by islandcenter | 2019-02-24 15:33 | SUSE | Comments(0)