isLandcenter 非番中

ブログトップ | ログイン

パーティションマネージャー MiniTool Partition Wizard を使って、C:システムドライブを強引に拡張しましょう。

通常なら1ドライブを1パーティションで運用することが多いのでしょうが、大事なデータは常にバックアップを取っておきたいものです。ただし、C:ドライブ丸ごとバックアップは意味がありません。

私は、新品のPCはまずパーティション分割して、D:ドライブにドキュメントやピクチャを保存して、D:ドライブは定期的に NAS や、外付けディスクに Robocopy バックアップを取っています。

a0056607_20522658.jpg

Windows7 からWindows10 にアップデートしたらまずするべき事


- Windows7 から10へ移行したら起こる問題点 -

  • C ドライブの容量不足はなぜ起こるの?
  • C ドライブ圧迫で、全体の動作が遅い
  • C ドライブ空き容量がたりず Windows update できない。
  • C ドライブと Windows7 から Windows10 アップデートに必要な容量が足りない。
  • C ドライブの容量確保。
  • C ドライブ圧迫の原因を調べたい。
  • 容量の大きなディスクに換装したい。

大抵は、初期の Windows10 はC: ドライブは60~100Gbもあれば良かったのですが、その後、年に二度ほどの「謎のアップデート」という改悪アップデートは必要になるし、ストア系のアプリケーションはC:ドライブに保存されます。

という事で、システムドライブは肥大化する一方なんですね。 特に Windows7 でダウングレード利用している場合ならC:は40Gbもあれば良かったのに Windows10 はそうも言ってられないくらい100Gbは C:ドライブの容量は確保しておきたい。

特に Windows7/8系から、強制的に無償アップデートしてしまった人にとってはC:ドライブの容量確保、C:ドライブの拡張は、必須の問題です。

Windows10 手動で ISOファイル から Fall Creators Update にアップデートする


しかも、C:ドライブの後ろにD:ドライブを作ってしまうと、回復パーティションがあったりして、C:ドライブの拡張ができなかったりします。Windows 標準の「ディスク管理」の機能では、スライドバーの右側に空きがないと、C:の拡張はグレーアウトしてできません。不可能なのです。標準のハードディスク管理機能ではできません。

メーカーのサポートページをさがしてみても、後ろのパーティションのバックアップと削除、パーティションの再作成、そしてデータのリストアと言う手順が紹介されています。

Cドライブのサイズを変更(拡張/縮小)する方法

Microsoft Windows 7 - パーティション (ドライブ) を拡張する方法

え”ぇ~...面倒くさい.....

Windowsの標準機能ではグレーアウトしてC:ドライブの拡張ができない!
a0056607_20525951.jpg

何とかインチキしてC:ドライブはふやせんのか!


という事で、このような困ったモンダイを強引に解決するための便利ツールが MiniTool Partition Wizard です。面白そうだったのでフリーウェア版を使って急遽環境を作って試して見ました。

例えば、今使っているPCが、社内標準化のためパワフルなPCで、旧 Windows7/8 系でダウングレード権行使したものなんだけど、まだ比較的新しくパワフルなモデルなので、買い替えたくない。Windows OSだけアップグレードしたい、なんて時の、事前準備にも便利です。Windows7/8 系から Windows10 へサービスで無償アップデートした人にも便利なツールです。

一応 Windows10 で動く事は謳われていますが、 Windows10 自体のバージョンバラエティ(?)が滅茶苦茶なので、常に最新版をチェックして入手してください。

MiniTool Partition Wizard とは?

MiniTool Partition Wizard 無料版 11




- MiniTool Partition Wizard のフリー版と有償版の違い -

詳細は、こちらハードディスク管理機能をご覧ください。

MiniTool Partition Wizard エディション比較
https://www.partitionwizard.jp/comparison.html

フリー版でできない事を簡単にまとめると

- 削除したファイルやパーティションの復活は制限されている(パーティションの復元
- MBR --> GPT 変換と言った機能が制限されている (MBRディスクをGPTに変換)
- NTFS --> FAT 変換といった機能が制限されている
- Windows RE のブータブルメディアが作れない <---- これ何気に大事。

と言ったところです。この記事で紹介している機能は全て無償版でできる事です。



- ダウンロードとインストール -

ダウンロードはこちらから

MiniTool Partition Wizardのダウンロードセンター




ダウンロードしたら、ダウンロードファイルを実行してウィザードに従ってインストールします。

※ 重要 - インストールする時に、この手のフリー版におなじみの「オマケ」がインストールされるので、不要なら(普通は不要でしょう)チェックを外します。

a0056607_20534473.jpg

あとはダウンロードしたファイルを開いてインストールするだけです。

※ なお、実変換作業をする場合は時間がかかるため、ノートブックの場合は電源をつないでおきましょう。雷が鳴ったり、いかにもブレーカーが落ちそうな真夏の午後の冷房利かせた室内での焼肉パーティの最中も、避けた方がいいでしょうね。


起動してみました。機能がいっぱいありそうですがどれも同じです。このメニューを出さないよう、左下のチェックを外しておくといいでしょう。とりあえず「アプリケーションを実行」

a0056607_20541955.jpg


- パーティションをリサイズして、移動する -

まずは、D:ドライブの空きがあるので、D:をポイント、右クリックで「移動/サイズ変更」でリサイズして縮小します。この時、サイズを縮小したら、スライダを右にギュッと押して「パーティションの前(左側)」に空き領域「未割当の領域」を作ります。

a0056607_20544544.jpg
あおっ




次に、C:の後ろにあった「回復パーティション」も後ろに「未割当」の空きができたので、これも後ろにギュッとスライドさせて動かします。

a0056607_20563912.jpg
おお!




これでC:ドライブの後ろ(右側)に空きができるので、C:ドライブが拡張できるんですね。まさに Wizardry Magic です。

a0056607_20573232.jpg
ぁうおぅっ!



最後に「適用」ボタンを押すと、パーティションの変更、データの移行、設定の保存が行われます。

a0056607_20580287.jpg

ここで、止めておきたい(何しろ時間がかかるし、データのバックアップも取っていなかったとか、ノートブックの電源ケーブルが見つからないとか、外で雷なっているとか、ブレーカーが落ちそうな焼肉パーティが始まってしまったとか)の場合、「破棄」して初めからやり直すことができます。

また「取り消す」から1ステップ戻ることができます。

「適用」ボタンを押すまでは、システムの変更は実施されません。

a0056607_20583376.jpg

ディスクパフォーマンスの最大化

勿論、変更が大きかったり、パーティションサイズが大きいと、処理時間がかかるようです。

事前に不要だったり大事なファイルの整理とかバックアップして移動しておくと良いでしょう。万が一トラブルがあった時の被害が少なくなります。

a0056607_20590619.jpg

これで、D:ドライブが縮小されC:ドライブの容量が増えました。

一連の操作を簡単に動画にしました。(音出ます、1分50秒ほど)


はい、実に簡単に C:ドライブが拡張されています。別にインチキしたわけではありません。

a0056607_21002517.jpg

この間、システムの再起動は要求されませんでしたが....

もっとも、重要なデータのバックアップであるとか、ディスクを整理して、古いデータや使わないデータ、重要なデータは NAS などに移動しておくとか、事前に行うべきです。コンバートの時間も節約できます。

変換中はPCの余計な操作は出来ますが、行わない方が無難です。

a0056607_21012209.jpg

- ディスクのコピー -

例えば HDD でブートしていたPCを SSD に換装したい時には便利な機能です。再インストールだとか、データのコピーとか、メールの設定もそのまま引き継いで、コンピュータのシステムドライブを移行できます。

a0056607_21021441.jpg

微妙にコピー先ディスクサイズが小さかったので、「1.パーティションをディスクサイズに合わせる」を選びました。

a0056607_21051751.jpg

微妙なサイズの違いは勝手にリサイズしてくれました。


システムドライブがコピー対象なので、一旦リブート、Windowsがコールド状態でデータコピーが行われます。当然サイズが大きいと時間がかかります。

40Gbのディスクのコピーに一時間くらいかかりました。結構時間はかかります。移行のため、もし外付けのケースに SATA SSD を使うなら、 USB 3.0 以上がお勧めです。

a0056607_21054664.jpg

これだけの事をやろうとすると、Linux の Live USB ブートで、 dd したくなりますが Windows で完結しているところは素晴らしい。
コピーが終わったら、ディスクを付け替えたり、 BIOS の起動設定を変更すれば良いでしょう。



- こんな時便利 -

  • C:ドライブ 拡張できない
  • C: ドライブをSSDに換装したい
  • 入れ替えた古い Windows7 PC のデータ抹消
  • システムディスク C:ドライブの拡張
  • C:ドライブのバックアップ

- 他にもある便利機能 -

ディスクのディレクトリごとの占有量を確認できます。この機能は Windows にない、チョットした機能なのでこの機能は地味に便利です。余計なシステムドライブのディスク容量大食いの「どこが原因なのか」が確認できる。

意味不明に占有している、ユーザホームディレクトリの ../local/..などにある 、画像変換なんかで使った、消しても構わないテンポラリファイルやブラウザキャッシュがすぐわかる。

a0056607_21180584.jpg

また、ディスクのベンチマークツールも付いています。

a0056607_13075576.png


パーテションのパージ(抹消)

ディスクを交換した後の古いディスクのパージ機能があります。「適用」ボタンで抹消処理が始まります。

Windows7 からの移行で、HDDやPC自体の破棄の前にやっておきたいことですね。フリー版で使えます。

a0056607_21193155.jpg


- まとめ -

今回は無償のフリー版を使ったのですが、フリー版でもかなりの事が出来ました。社内のIT部門のヘルプデスク向けにはエンタープライズ版もあります。

ヘルプデスクのパーティションニングソフトとして一つ持っていても損はないでしょう。サーバー版もあるので、 Windows サーバーを使うIT部門のシステム管理者なら、MiniTool Partition Wizard は一本もっていてもいいな、と思わせられる製品です。特にファイルサーバーの様に常に空き容量にセンシチブなサーバーの運用にはよいソフトウェアです。

MiniTool Partition Wizard サーバー版 11

私は本職が Linux 屋なので、これだけの事がフリーの無償版でできるのであれば、ディスクの丸ごと hyper-V や RAW フォーマット形式での SSH イメージバックアップだとか、S.M.A.R.T 情報の確認ができるとか、セクタのデフラグ機能が欲しいとか、もし有償版にあれば欲しい機能はいっぱいあります。

Pro 版だけでえはなく、エンタープライズ版も一つ持っていたい。


無理ばかり言いそうなので、これで終わりにします。






by islandcenter | 2019-09-03 21:33 | Windows | Comments(0)