isLandcenter 非番中

ブログトップ | ログイン

zabbix5 で SNMP デバイスを監視する方法を説明します。 SNMP  管理機能がある手頃な機器がないので、ここでは openSUSE Leap 15.2 に snmpd を走らせて、監視対象としています。

Zabbix4 はこちら
Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで

ー openSUSE Leap 15.2 の snmpd 

openSUSE Leap 15.2 ではデフォルトで net-snmp はインストールされています。

SUSE Linux Enterprise(SLE) ではインストールされていないので、YaST か zypper でインストールし、YaST > System > Service Manager より snmpd を Start/Enable にセットします。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15462244.png

ー community String と、送信相手の設定

/etc/snmp/snmpd.conf を編集し、次の行を変更して、送信先コミュニティストリングと、応答先のアドレス範囲を指定します。さらに詳細な設定ができますが、ここでは最小限の説明です。

# rocommunity public 127.0.0.1
rocommunity public 192.168.1.0/24

変更したら systemctl か YaST の Service Manager からリスタートします。

myhost:~ # systemctl restart snmpd

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15470668.png

ー snmp の応答確認

zabbix  サーバーから snmpwalk を使って、応答があるかどうか確認します。指定する OID は System の値 ”.1.3.6.1.2.1.1” あたりが適当でしょう。

# snmpwalk -v 2c -c CommunityString  target_host.Yourdomain .1.3.6.1.2.1.1

zabbix5:~ # snmpwalk -v 2c -c public myhost.i.islandcenter.jp .1.3.6.1.2.1.1
SNMPv2-MIB::sysDescr.0 = STRING: Linux myhost 5.3.18-lp152.63-default #1 SMP Mon Feb 1 17:31:55 UTC 2021 (98caa86) x86_64
SNMPv2-MIB::sysObjectID.0 = OID: NET-SNMP-MIB::netSnmpAgentOIDs.10
DISMAN-EVENT-MIB::sysUpTimeInstance = Timeticks: (4839) 0:00:48.39
SNMPv2-MIB::sysContact.0 = STRING: Sysadmin (root@localhost)
SNMPv2-MIB::sysName.0 = STRING: myhost
SNMPv2-MIB::sysLocation.0 = STRING: Server Room

: 略

ー 監視ホストを zabbix に作成

詳細はマニュアルをご参考下さい。ここでは最低限の説明をしています。あまり役に立たないこのページよりも正しい事が書かれています。

1 CONFIGURING A HOST

snmp でネットワーク内のデバイスオブジェクトを作成し、snmpwalk で応答があった Linux デバイスの snmp 監視ターゲットを作成します。

左のメニューから Configuration > Hosts > 右上の "Create Host"

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15475378.png

Hostname : myhost
Group : Select > "Type of host" ここでは Linux Server
Interface > "Add"

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15482879.png


Interface > "snmp"
IP か DNS 名をセット(DNS名を使う時は”Connect to” を DNS に)ポートは 151  そのまま。
SNMP version は、デフォルトで v2、コミュニティストリングは、public なら、そのまま、必要に応じて変更

最後に "Add"

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15485173.png

ここで"public"以外の、コミュニティストリングをネットワーク全体で使っている場合、 Macros > Inherited and host macros > より 、下の方にある ”{$SNMP_COMMUNITY}” を Change して、別なコミュニティストリングに変更します。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15492639.png

テンプレートを指定します。

Hosts > MyHost > Template > Select > 一番近いテンプレートを選択:ここでは ”Linux SNMP” を選択します。

”Update” で登録更新します。

※複数のテンプレートが選べますが、AND 条件でダブるとエラーになります。例えば Linux SNMP と Generic SNMP は同居できません。

※テンプレートは Zabbix Share https://share.zabbix.com/ に豊富にありますが、一発では動かない事が多いです。

Zabbix をアップデートした場合は、旧バージョンのテンプレートが引き継がれるため、テンプレートの選択はかなりややこしくなります。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15501248.png

登録して Configuration > Hosts のリストの中に、登録したホストが出てきて、数分以内に右の Availability が「緑 SNMP」 になれば、とりあえずオーケーですが、グラフの描画が始まりません。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15514575.png

グラフを見るには

Monitoring > Latest data より、Host Group > Select , Host > Select,  Application > 監視するアイテム、ここでは CPU を選んでいます。試しに CPU Utilization にチェックを付けて”Display Graph” を押します。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15522271.png

CPU使用率のグラフが確認できました。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15525666.png

ー 監視アプリケーションの有効化

とりあえず CPU 負荷はすぐグラフ化できましたが、他の情報を見るには Application を Enable にする必要があるようです。
Configuration > Hosts > "Myhost" を選び "Applications" のリンクを押して、全ての "Applications" を Check して Enable ボタンを押します。

同様の操作を "Items" についても行います。

zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15532745.png

開始してから、最低 3600 秒、一時間待ちます。しばらく放置した後

Monitoring > Latest data > Host > Application : interface

でトラフィック送受信のグラフが描画されました。
zabbix 5.2  openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視_a0056607_15540433.png

ー まとめ

Zabbix で SNMP 監視ルータやスイッチの死活・トラフィック監視がは、見えない物を見える化する事です。

とりあえず、Linux Host を対象に zabbix から最低限のリソース管理ができました。SNMP 監視は設定方法に当たり外れが多いようです。まずは最低限、見たいことが見れればラッキーかもしれません。グラフの描画が始まらないのは焦りますが、とにかく一時間以上待って変化がないかチェックします。

まずはデフォルトでは3600 秒 、一時間ごとに SNMP でデバイスの値をディスカバリーるようなので、焦ってはいけないという事です。

テンプレートをとっかえひっかえしている内にグラフが描画される場合もあります。Applicatin を Enable すると動く場合もありました。何をどうすれば、SNMP での監視タスクを作れるかの最適解はまだ見つけていません。

Zabbix の難点ですが、マイナーなバージョン変更でもUIが変わったり、テンプレートが追加されてしまい、過去の経験とは違う手順を踏まなければならない事があります。バージョンアップする場合は、書籍の情報や、素人っぽい私のブログの様を参考せず、そのバージョンのオフィシャルドキュメントを見ておく事です。バージョンによって大きく手順が違う場合があります。

あわせて読みたい

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 インストール

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定






by islandcenter | 2021-03-01 16:01 | Linux | Comments(0)

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install

openSUSE Leap 15 の良い所は、有償版 SUSE Linux Enterprise 15 (SLE15) と、バイナリレベルの互換性があり、openSUSE Leap 15 から SLE へのアップデートが保証されている、という点です。SLE から openSUSE へ乗り換えても、ほとんど操作に違和感がなく、スムーズに移行できます。

openSUSE Leap は RHEL --> CentOS の様な、ソースレベルの互換性、クローンではありません。有償版 SLE のサブスクリプション購入の前に、openSUSE Leap で、とりあえず検証、トレーニングを行ってから、SLEに移行するというパスが用意されています。

ー zabbix

zabbix はヨーロッパ・ラトビア生まれのオープンソースライセンスのネットワーク管理ツールです。エージェントを使ったサーバーの負荷やリソース管理、SNMP を使ったルータやスイッチのトラフィック監視、Ping などサービスの死活監視など、広い用途でネットワークを監視できます。この種のソフトウェアとしては急速に利用者が増えており、キラーアプリケーション化して育ったプロダクトです。

何よりUIがブラウザという事で、操作に必要なプラットフォームを選びません。サーバーは主要なディストリビューションを網羅しています。

という事で、openSUSE Leap 15.2 に SLE 15 用の zabbix 5.2をインストールする手順を検証してみました。

zabbix5.2 をインストールする前の、openSUSE Leap 15,2 のインストール、Web LAMP のインストールは、次の記事、動画を参考にしてください。

ー Install openSUSE Leap 15.2

openSUSE Leap 15.2 のインストールは次の記事、動画を参考にしてください。

openSUSE Leap 15.2 Install First Look.(インストール)
https://www.youtube.com/watch?v=TvzrveD5lys (動画、音出ます)

※ /var は異なる仮想ディスク、別パーティションにしています。/var/lib/mysql/zabbixdb に zabbix データベースが作られます。/ パーティションは BtrFS 16Gb 以上、/var は別な仮想ディスクとして XFS フォーマット、10Gb 程度あれば、規模にもよりますがとりあえず充分でしょう。

ー Install Web LAMP on openSUSE Leap 15.2

openSUSE Leap がインストールできたら、Web LAMP 環境を導入します。大体の手順は次の動画を参考にしてください。

openSUSE Leap 15.2 Web LAMP install with YaST(動画、音出ます)

それでは zabbix5 をインストールします。

ー mariadb  の有効化

まずは、mariadb をスタートさせ、起動を有効化します。

 YaST > System > Service Manager から mariadb Start/Enable します。もしくは systemctl で起動します。

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13190152.png


ー Download and install Zabbix

https://www.zabbix.com を開いて右上の DOWNLOAD リンクを開きます。 

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13202641.png

バージョン > Distribution(SLES) > Version(15) > DBタイプ(MySQL) > Web Server(Apache) の順でクリックするか、ここでは次の URL を開きます。


Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13210736.png

このページに、必要なコマンドラインのサジェスチョンが記載されているので、順に実行します。

ー リポジトリの登録

rpm -Uvh --nosignature https://repo.zabbix.com/zabbix/5.2/sles/15/x86_64/zabbix-release-5.2-1.sles15.noarch.rpm
zypper --gpg-auto-import-keys refresh 'Zabbix Official Repository'

YaST で確認します。

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13220703.png

次の操作は openSUSE Leap では不要です。

# SUSEConnect -p sle-module-web-scripting/15/x86_64

― パッケージのインストール

zypper か YaST を使って次のパッケージをインストールします。

zabbix-server-mysql
zabbix-web-mysql
zabbix-apache-conf
zabbix-agent
zabbix-web-japanese (<- 日本語化する場合必要)

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13224643.png


ー MySQL の開始/設定

事前に決定しておく事。ここでは次のユーザ名、パスワード、データベース名を使います。適時おき替えてください。

mysql の root パスワード : mysqlpwd
Zabbix Database 名: zabbixdb
Zabbix Database ユーザ/パスワード: zabbix/zdbpwd 

ー mysql の DB 作成

mysql -uroot -p
mysqlpwd
mysql> create database zabbixdb character set utf8 collate utf8_bin;
mysql> create user zabbix@localhost identified by 'zdbpwd';
mysql> grant all privileges on zabbixdb.* to zabbix@localhost;
mysql> show databases;
mysql> quit;

ー スキーマ拡張

zcat /usr/share/doc/packages/zabbix-server-mysql*/create.sql.gz | mysql -uzabbix -p zabbixdb
Enter password: zdbpwd

5分待ちます。

ー zabbix_server.conf の書き換え

zabbix_server.conf の次の三か所を必要に応じて書き換えます。

gedit /etc/zabbix/zabbix_server.conf &

DBUser=zabbix
DBName=zabbixdb
DBPassword=zdbpwd

ー restart zabbix_server

YaST か systectl コマンドで zabbix_server/agent, apache2 を onboot  start/enable にします。

systemctrl restart zabbix_server zabbix_agent apache2
systemctrl enable zabbix_server zabbix_agent

yast > System > Service Manager

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13232630.png

ー フロントエンドの起動、セットアップ


言語の選択 > とりあえず英語のまま次へ

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13250432.png

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13253426.png

データベースへ接続

Database name: zabbixdb
user: zabbix
password: zbxpwd

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_14225710.png

Server Detail : 特に変更なくNext

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13262909.png


Default Time Zone : UTC+9 Asia/Tokyo

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13271759.png


Summary

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13273531.png

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13281075.png

WebUI ログイン

Login:
Admin/zabbix (デフォルト初期値です case sensitive 大文字小文字注意)

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13283014.png


Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13284376.png

フロントエンドのセットアップが終わると、ダッシュボードが起動します。ダッシュボードの時計がローカルタイムになっている事を確認してください。

Monitering > Hosts > Zabbix Server が(ZBX 緑)になっていれば、サーバー/エージェント共に稼働中です。

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13290074.png

グラフも出てきました。

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install_a0056607_13291878.png

ー ポイント(忘れがちなこと)

・データベース名、DBユーザ名、パスワードは事前に決めておく事です。ダウンロードページの指示通りでも構いませんが、デフォルト password じゃいかにもですからね。大抵、何らかのエラーが起こるとすれば、この三つの設定がおかしい。
・Web LAMP のインストール手順が、サジェスチョンに含まれていないので、事前にインストールして mariadb を起動しておく事。
・WebUI へのログインは Admin/zabbix です。ケースセンシティブ、大文字小文字注意です。クラウド運用する時は早めに変更しておく事。
・ UI のURLは、http://ip-address/zabbix です。/index.html を書き換えて、リダイレクトすると良いでしょう。

ー まとめ

openSUSE Leap 15.2 で zabbix5.2 をインストールしてみました。公式サポートは SUSE Linux Enterprise 15 ですが、インストール自体は幾つかの間違えやすい点に注意すれば、特にストレスなく行えます。

CentOS8 の将来性に不安があるのなら、無償でオープンフリーの openSUSE Leap は、SLE の信頼性を引き継いでおり、rpm に慣れていて Debian/Ubuntu 系はちょっと、というシステム管理者にとっては一つの代替手段になります。

大規模なデータセンターでもなく、数十台のサーバー、スイッチなどのデバイスを管理したい中小規模のネットワークなら openSUSE Leap + zabbix の組み合わせは一つの良い選択になります。既に仮想環境が用意できているのなら、Zabbix5 は是非試して欲しいネットワーク管理ツールです。

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート







by islandcenter | 2021-02-25 13:48 | SUSE | Comments(0)

- zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視する。snmp Agent, zabbix Agent の設定 -

ここでは、SUSE Linux Enterprise 15 (SLE15) と openSUSE Leap 15 を対象に zabbix 5.2 で監視する snmp と zabbix Agent の設定方法について説明しています。

ー snmpd の設定

YaST か zypper で net-snmp パッケージをインストールします。

# yast

Software > Software Management より "snmp" などでサーチして net-snmp をインストールrします。

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_13313231.png

/etc/snmp/snmpd.conf の rocommunity の行に、 Community string ここでは "public" とネットワークアドレスを設定します。

opensuse15:~ # cat /etc/snmp/snmpd.conf | grep community
# to enable it uncomment the rwcommunity line and change the community
# rocommunity public 127.0.0.1
rocommunity public 192.168.1.0/24
# rwcommunity mysecret 127.0.0.1
opensuse15:~ #

# yast

System > Services Manager より、snmpd を Start, On boot enable にセットします。もしくは systemctl コマンドで有効化します。

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_13320239.png

systemctrl で行う場合

opensuse15:~ # systemctl start snmpd
opensuse15:~ # systemctl enable snmpd
opensuse15:~ # systemctl status snmpd
● snmpd.service - Simple Network Management Protocol (SNMP) Daemon.
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/snmpd.service; enabled; vendor preset: disabled)
Active: active (running) since Sun 2021-01-03 16:54:32 JST; 2s ago
Main PID: 7541 (snmpd)
Tasks: 1
CGroup: /system.slice/snmpd.service
└─7541 /usr/sbin/snmpd -LS0-6d -f

Jan 03 16:54:34 opensuse15 snmpd[7541]: Connection from UDP: [192.168.1.221]:59884->[192.168.1.3]:161

: 略

opensuse15:~ #


zabbix サーバー側から snmpwalk で string が返ってくるか確認します。

zabbix:~ # snmpwalk -v 2c -c public opensuse15.mydomain.com .1.3.6.1.2.1.1
SNMPv2-MIB::sysDescr.0 = STRING: Linux opensuse15 5.3.18-lp152.19-default #1 SMP Tue Jun 9 20:59:24 UTC 2020 (960cb00) x86_64
SNMPv2-MIB::sysObjectID.0 = OID: NET-SNMP-MIB::netSnmpAgentOIDs.10
DISMAN-EVENT-MIB::sysUpTimeInstance = Timeticks: (4960) 0:00:49.60
:
: 略
:

ー Community String の変更

WAN 越しにクラウドサービスを監視したい場合や大規模ネットワークの場合、 Community String をデフォルトから変更して運用するケースが多くあると思います。

その場合、Configuration > Hosts > "Your Hostname" > Macros > Inherited host macros を選んで

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_11382838.png

{$SNMP_COMMUNITY} > Change リンク > 「"public" を別なストリングに変更」します。

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_11385719.png

ー zabbix agent のインストールと設定

次のページから、SUSE Linux Enterprise 15 用のリポジトリを登録するコマンドをコピーして実行します。

Download and install Zabbix

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_13323494.png


SUSE Linux Enterprise 15 用のコマンドは次の様に記述されています。

# rpm -Uvh --nosignature https://repo.zabbix.com/zabbix/5.2/sles/15/x86_64/zabbix-release-5.2-1.sles15.noarch.rpm
# zypper --gpg-auto-import-keys refresh 'Zabbix Official Repository'

リポジトリの登録ができたら zypper か YaST を使って zabbix agent をインストールします。

# yast

Software > Software Management で "zabbix" でサーチ、zabbix-agent をインストールします。

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_13325625.png

/etc/zabbix/zabbix_agentd.conf Seerver= , ServerActive= の2行に送信先 zabbix Server のアドレスを記述します。

sles15:~ # cat /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf | grep mydomain.com
Server=zabbix.i.mydomain.com
ServerActive=zabbix.i.mydomain.com
sles15:~ #

YaST か systemctl コマンドで zabbix agent を有効化します。

YaST > System > Services Manager で、 Zabbix Agent を Active/Onboot に設定します。

zabbix5 で SUSE Linux15(SLE openSUSE Leap) を監視、snmp Agent, zabbix Agent の設定_a0056607_13331746.png

エラーがないか確認します。

sle15:~ # systemctl status zabbix-agent
● zabbix-agent.service - Zabbix Agent
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/zabbix-agent.service; enabled; vendor preset: di>
Active: active (running) since Sun 2021-01-03 17:12:04 JST; 30s ago
Process: 12512 ExecStart=/usr/sbin/zabbix_agentd -c $CONFFILE (code=exited, status=0/SUCC>
Main PID: 12514 (zabbix_agentd)
Tasks: 6
CGroup: /system.slice/zabbix-agent.service
├─12514 /usr/sbin/zabbix_agentd -c /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
├─12515 /usr/sbin/zabbix_agentd: collector [idle 1 sec]
├─12516 /usr/sbin/zabbix_agentd: listener #1 [waiting for connection]
├─12517 /usr/sbin/zabbix_agentd: listener #2 [waiting for connection]
├─12518 /usr/sbin/zabbix_agentd: listener #3 [waiting for connection]
└─12519 /usr/sbin/zabbix_agentd: active checks #1 [idle 1 sec]

Jan 03 17:12:04 opensuse15 systemd[1]: Starting Zabbix Agent...
Jan 03 17:12:04 opensuse15 systemd[1]: Started Zabbix Agent.

後は、サーバー側の設定で zabbix Agent と snmp agent で監視します。

ー まとめ

zabbix と SUSE Linux (SLE/openSUSE Leap) で監視ターゲット側の設定をまとめました。

openSUSE Leap は 15 以降、SUSE Linux Enterprise との互換性が高くなり共通点も多く、デスクトップ用途以外のサーバ用途でも安定しています。I/F をはじめとするルック&フィールも SLE と共通なので、ヘルプデスクやオペレータのトレーニングにも最適です。

openSUSE Leap は使いやすいディストリビューションになりました。中小規模環境でミッションクリティカルな用途以外で zabbix の様な用途で openSUSE Leap を使うのは一つの良い選択です。

ここにない内容は次の記事を参考にしてください。

Zabbix3 でSNMPデバイスを監視する

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ

Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 





by islandcenter | 2021-01-04 13:44 | SUSE | Comments(0)

Zabbix 5.2 がリリースされたので openSUSE 15.1 にインストールされた zabbix 5.0 からアップデートしてみました。

- Snapshot の削除と復元ポイントの作成 -

まず、大きな変更をする前に、システムのバックアップとスナップショットの確認をします。

もし KVM/XEN など、仮想化されたされたシステムをつかっているなら、仮想イメージのバックアップを取っておく事です。何が何でもバックアップは重要です。

次に、パーティションの空きを確保し、十分な空き容量があるかどうかを確認します。

yast2 > miscellaneous > Filesystem Snapshot (yast2 snapper) を起動して、スナップショットのうち、古いスナップショットを削除(Delete)します。スナップショットは定期的にメンテナンスされますが、パーティションの空きを最大確保するには、大きな変更点がある古いスナップショットを削除するのが最適とされます。

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11173908.png

次に アップデート前の SnapShot を作成( Create ) します。

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11185478.png

こちらの記事もご参考下さい。zypper up してシステム空き領域がなくなってしまってハマってしまう反省文です。

BtrFS の甘い罠、SUSE Linux アップデート前の空き容量の確認と確保

ちなみにデータベースは
/var/lib/mysql/zabbix
に作成される様です。ここは XFS フォーマットなのでスナップショットは取っていません。

本家 SUSE Enterprise Server のドキュメントもご参考下さい。

7 Snapperを使用したシステムの回復とスナップショット管理 REPORT DOCUMENTATION BUG#


- アップデート -

次のダウンロードページには SUSE Linux Enterprise 15 (SLES15) でのインストール手順です。今回はインストールではなくアップデートなので、

- リポジトリを変更して
- YaST でアップデート
- YaST で Zabbix を再起動

という手順です。

zabbix5.2 ダウンロード

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11222971.png

ダウンロードページにある次のコマンドを実行します。

# rpm -Uvh --nosignature https://repo.zabbix.com/zabbix/5.2/sles/15/x86_64/zabbix-release-5.2-1.sles15.noarch.rpm
# zypper --gpg-auto-import-keys refresh 'Zabbix Official Repository'

zabbix:~ # rpm -Uvh --nosignature https://repo.zabbix.com/zabbix/5.2/sles/15/x86_64/zabbix-release-5.2-1.sles15.noarch.rpm
Retrieving https://repo.zabbix.com/zabbix/5.2/sles/15/x86_64/zabbix-release-5.2-1.sles15.noarch.rpm
Preparing... ################################# [100%]
Updating / installing...
1:zabbix-release-5.2-1.sles15 ################################# [ 50%]
Cleaning up / removing...
2:zabbix-release-5.0-1.el15 ################################# [100%]

zabbix:~ # zypper --gpg-auto-import-keys refresh 'Zabbix Official Repository'
Retrieving repository 'Zabbix Official Repository' metadata ................................[done]
Building repository 'Zabbix Official Repository' cache .....................................[done]
Specified repositories have been refreshed.
zabbix:~ #

次に YaST > Software Management > Software Repositories から、リポジトリが変更されている事を確認し "Enabeled" , "Autorefresh" の二つをチェックします。

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11224356.png

次に YaST > Software Management から "zabbix" を Search して、Zabbix 5.2 のパッケージでチェック済み項目を全て、右ボタンで "Update" に変更します。

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11232781.png

自動的にアップデートが始まります。

- サービスの再起動 -

YaST > System > Service Manager から、 Zabbix_Server/Agent の Start/Stop を切り替えて、サービスの再起動をして、状態が On boot/Active になっている事を確認します。

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11235426.png


コマンドで再起動するには systemctrl コマンドを使います。

opensuse151:~ # systemctl restart zabbix-server.service
opensuse151:~ # systemctl restart zabbix-agent.service

サービスを再起動したら # tail /var/log/message して、エラーが出ていない事を確認しておきます。

アップデートが終わったら、 ブラウザで http://myzabbix_ip/zabbix にログインして、ダッシュボードの下中央にある Zabbix のバージョン番号を確認します。

openSUSE 15: zabbix5.0 から 5.2 へのアップデート_a0056607_11245526.png


どうやらうまく行ったみたいです。






by islandcenter | 2020-12-02 11:16 | SUSE | Comments(0)

openSUSE 15.1 に入れた zabbix5 で、インターネットの疎通、サービス状態の確認をする方法です。

この春先から、どうもインターネット接続が遅かったり、切れたりする症状に悩まされています。その都度、google なんかに ping して、レスポンスを確認してたのですが、メンドクサイ。何しろ「リモートワーク」の時代。地方拠点から本社への出張なども憚れると、どうしても気になるのはインターネットトラフィックです。

その後の新型コロナウイルスのフレッツトラフィックへの影響


という事で openSUSE Leap 15.1 で動いている zabbix5 に、外部サービスの死活監視、ping の応答時間などをチェックさせてみました。

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ
https://islandcnt.exblog.jp/239366228/

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1
https://islandcnt.exblog.jp/240337666/

対象は

- Google などの海外の大手
- Google DNS の様な巨大インフラへの Ping 監視
- 契約先の経路の短い Web サイトの HTTP 監視
- 契約先の経路の短い NTP サーバーへの Ping 監視

などを、可視化できないものか試してみました。



- Zabbix5 で HTTP サービスと PINGの監視 -

左のメニューから、Configuration > Hosts > リストが出てきたら、 Create Host
zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12213034.png

Host Name と group はとりあえず Google で Linux Servers、Interfacesは Zabbix Agent を remove して とりあえず IMPI、ホストのDNSを設定して Port は443 をセットして "Add" ボタンを押します。この辺りは適当でかまわないかも.....

次に左上の"Template" メニューを開きます。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12215508.png

Link new templates から "select" ボタンで”Linux Server” > Template App http や https サービスをチェックします。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12223668.png

ping もチェックしたいのなら Template ICMP Ping もチェックします。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12230824.png


最後に "Add" ボタンを押します。

Hosts の上にある Applications, Items, Triggers を、それぞれ Enable ボタンを押して監視を開始しました。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12233447.png

幾つかの HTTP サービスが Down State で見えない時があるのが分かります。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12240321.png

サービスがアップしているかどうかは。1と0の値で評価されるので、グラフがV字化している時は繋がりにくかったことが分かります。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12242658.png

ダウンしていた事が報告されていますね。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12245202.png

Yahoo.co.jp と Google.com の状態です。ダウンしている時間帯がほぼリンクしているので、海外との通信より、ウチと契約先の ISP、あるいは契約回線の問題だと判ります。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12252509.png
GoogleDNS と、契約先の ntp.bbtec.net (経路的には一番近いかな)を ping して値をみてみます。まず Ping 応答が無くなり、結果 HTTP サービスも動かないという事です。


拡大しました。全体的に google のサービスより Yahoo BB の ping 応答が遅い様な感じですね。Avarage も、Google DNS より ntp.bbtec.net の方がレスポンスが悪い様です。海外との回線よりISP内部の遅延がある様です。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12260847.png

朝の3時は iOS のアップデートが始まります。このタイミングでも google のレスポンスは見事に遅延しています。

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック_a0056607_12271394.png

ダメじゃん、ウチの契約回線が悪いのだ..... と判断しています。

SoftBank Air の様な容量無制限モバイル Wifi でも、共有 IP (シェアドIP)なので、グローバルIPが切り替わる都度に、遅延や切断は起こりそうです。まぁ、モバイル Wifi では明示的に速度制限の対象となる場合もあるので「ビデオ会議」などのライブストリーミングが制限されない事を確認すべきでしょう。

Softbank Air: Wifi ネットワークの暗い闇、シェアード IP


--
今回は外部の ICMP Ping とHTTP サービスを Zabbix5 でトレンドを見てみました。今までの Zabbix4 までのグラフ機能では、複数のデバイスのトレンドが見れなかったので、良くなったと思います。

例えばオンラインミーティングが始まる午前9時とか、午後13時とかにハッキリ遅延が起こるのであれば、これは、コロナ騒動でのリモートワークの影響だとキッパリ言えそうなんですが、冒頭の IIJ のブログにもあるように、リモートワークの影響ではなさそう。やっぱりウチの Yahoo BB のプアな回線状況が原因と考えられます。

さて、プアな自宅回線の強化、月々の利用料金はどう会社負担になるのでしょう、今後のリモートワークの課題ですね。

応用として、例えば支店に設置したインターネットVPNルータや管理用 HTTP などのサービスの状態のチェック。自社の提供するサービスの死活管理などに利用できます。Pingの応答速度は、折れ線グラフ化できるので、昼間と夜間の違いはないかを可視化できます。

拠点間ルータの snmp 管理機能や、リモート拠点間のサービス状況を調べる事で、拠点の「ネットが遅い」問題の原因を検討する事もやってみる事です。明かに、ISPのサービスレベルの問題であると判断できる要因が長期のトレンドで見つかるなら、契約ISPを変える為の稟議書を書く根拠にもなります。

Zabbix のように応用力の高いツールがあれば、「その時」ではなく、たとえ数時間でもトレンドが見える事はよいことです。








by islandcenter | 2020-05-31 13:27 | SUSE | Comments(0)


openSUSE Leap 15.1 上の zabbix4 を Zabbix5 にアップデート

Zabbix 5.0 LTS がリリースされたので、現行で運用している openSUSE Leap 15.1 上の zabbix 4.2.5 からのアップデート顛末記です。
前回 zabbix 4.2 をインストールした手順はこちら

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ
https://islandcnt.exblog.jp/239366228/

zabbix 5.0 のインストールはこちら

Download and install Zabbix
https://www.zabbix.com/jp/download

今回から、バイナリは提供されず、リポジトリを登録してインストールする形式になりました。閉塞環境ではインストールできないようです・

Zabbix5 の仮想アプライアンス、ライブメディアはこちらです。ubuntu ではなく CentOS に変更されたようです。

Zabbix Cloud Images and Appliances
https://cdn.zabbix.com/zabbix/sources/stable/5.0/

Install Zabbix Appliance
https://www.zabbix.com/jp/download_appliance

アップデートに必要な情報はこちらにまとめられています。php7.2 以降が必要、maiadb は10.2.1 以前はアップデートが必要です。yast か zypper でアップデートしておきます。

9 Upgrade notes for 5.0.0
https://www.zabbix.com/documentation/current/manual/installation/upgrade_notes_500







- バックアップ -

一応、大事なものはバックアップしておきます。マニュアルに記載があるのは、次のファイルです。(マニュアル読んどけよ、取らなかったじゃないか....)
  • /etc/zabbix/zabbix_server.conf
  • /etc/apache2/conf.d/zabbix.conf  (RH系は /etc/httpd)
  • /usr/share/zabbix/*
  • /usr/share/doc/packages/zabbix-* (RH系は /usr/share/doc/zabbix*)

仮想環境なら、イメージ毎バックアップしておけば良いでしょう。
openSUSE 15 はデフォルト BtrFS なので、スナップショットを取っておきました。(/var が XFS だった.... 敗因)

SLES12が採用した btrfs, snapper を使った Snap Shot
https://islandcnt.exblog.jp/20441162/

SLES12 の Snapper のチューニング
https://islandcnt.exblog.jp/20453565/

4 Snapperによるスナップショットとロールバック
https://documentation.suse.com/ja-jp/sles/11-SP4/html/SLES-all/cha-snapper.html

yast2 > Filesystem Snapshot で、スナップショットを作成しておきます。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09164227.png

- アップデート -

このページにあるインストール手順に従って、zabbix リポジトリを更新します。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09174603.png

具体的には、次のコマンドを実行するだけでした。

# rpm -Uvh --nosignature https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/sles/15/x86_64/zabbix-release-5.0-1.el15.noarch.rpm

リポジトリをアップデートしたら YaST の Software Repositories から、Zabbix5 のリポジトリを Enabled, Autorefresh にチェックを入れます。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09185202.png


- Zabbix の停止 -

アップデートの前に、 YaST > Service Manager から zabbix_server, zabbix_agent, MariaDB を Stop させておきます。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09210686.png



- zabbix 本体のアップデート -

YaST > Software Management から ”zabbix” を検索して、zabbix パッケージにチェックが入っているものを全部、右ボタンから "Update" にセットし、Accept します。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09200290.png

アップデートが終わりました。


- zabbix5 の起動 -

YaST > Service Manager から、停止させていた MariaDB, zabbix_server, zabbix_agent を Start させます。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09223345.png

インストールが終わった後の、バージョン情報です。

zabbix:~ # zabbix_server -V
zabbix_server (Zabbix) 5.0.0
Revision 9665d62db0 11 May 2020, compilation time: May 11 2020 14:35:25

Copyright (C) 2020 Zabbix SIA
License GPLv2+: GNU GPL version 2 or later .
This is free software: you are free to change and redistribute it according to
the license. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

This product includes software developed by the OpenSSL Project
for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/).

Compiled with OpenSSL 1.1.0i-fips 14 Aug 2018
Running with OpenSSL 1.1.0i-fips 14 Aug 2018
zabbix:~ #
This is free software: you are free to change and redistribute it according to
the license. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

This product includes software developed by the OpenSSL Project
for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/).

Compiled with OpenSSL 1.1.0i-fips  14 Aug 2018
Running with OpenSSL 1.1.0i-fips  14 Aug 2018
zabbix:~ #


- あれ?フロントエンドが動かない .... -

アップデートした後、ブラウザをリロードしたら、変なデータベースエラーが出ていました。どうもDBのスキーマを更新していたようです... すぐにログインできる様になりましたが、情報もなく冷や汗モノでした。(敗因)

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_15124586.png

- ログイン -

全体のフロントエンドスクリーンです。かなりデザインが変わりました。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09230458.png



ー グラフがない? ー

グラフの表示は随分変わりました。以前は Graph というメニューがあったのですが、左のメニューから Latest data > Hosts より、グラフを出したいホストを Select して選び、”Applications" から、例えば "Network interfaces" とか”Storage” などのアイテムを選んで "Apply" すると、フィルタがかかります。右に”Graph” リンクを開くと、そのアイテムのグラフが出てくる方式です。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09232986.png

例えば、 NIC のI/O を見たい場合、Bits Sent と Receive の二つをチェックして、"Display stacked graph" を押します。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09234899.png

Network Interface の I/O グラフが出てきました。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_09241687.png

- なにぃ? 404 Error だと! -
 zabbix url http://zabbix/zabbix  "Object not found 404 error" after update zabbix4 to 5.
  -> /etc/apache2/conf.d # cp zabbix.conf.rpmsave zabbix.conf 

ブラウザがクラッシュして、もう一度、"http://zabbix/zabbix" を開いたら、404エラーを吐きやがった!

そこで /srv/www/htdocs/zabbix ディレクトリを掘って、 /usr/share/zabbix/ 以下をコピーしたら、問題なく動いた。

zabbix:/srv/www/htdocs/zabbix # cp /usr/share/zabbix/* -Rv .

ははぁ、これは何かリダイレクトの問題だなと思い、調べたけれどわからない。そこで、バックアップを取っていた KVM の RAW イメージフォーマットをマウントし

sles15:~/mnt # kpartx -av /var/lib/libvirt/images/zabbix42/zabbix42.disk1.raw
add map loop0p1 (254:0): 0 16384 linear 7:0 2048
add map loop0p2 (254:1): 0 29360128 linear 7:0 18432
add map loop0p3 (254:2): 0 4194527 linear 7:0 48242688
add map loop0p4 (254:3): 0 18864128 linear 7:0 29378560
sles15:~/mnt # ls /dev/mapper/
control  loop0p1  loop0p2  loop0p3  loop0p4
sles15:~/mnt #
sles15:~/mnt # mount -o loop /dev/mapper/loop0p2 /mnt/tmp
sles15:~/mnt # ls /mnt/tmp
.snapshots  boot  etc   lib    mnt  proc  run   selinux  sys  usr
bin         dev   home  lib64  opt  root  sbin  srv      tmp  var
sles15:~/mnt # ls /mnt/tmp/etc/apache2/conf.d/ -al
total 16
drwxr-xr-x 1 root root  84 Feb  5 17:51 .
drwxr-xr-x 1 root root 778 Jan  9 00:06 ..
-rw-r--r-- 1 root root 361 Jan  9 00:06 gitweb.conf
-rw-r--r-- 1 root root 793 Apr 11  2019 manual.conf
-rw-r--r-- 1 root root 354 May  4  2019 php7.conf
-rw-r--r-- 1 root root 913 Jul 11  2019 zabbix.conf
sles15:~/mnt # cd
sles15:~ # kpartx -d /var/lib/libvirt/images/zabbix42/zabbix42.disk1.raw
loop deleted : /dev/loop0
sles15:~ #

調べてみたら、あった。
/etc/apache2/conf.d/zabbix.conf が zabbix.conf.rpmsave にリネームされていた。


zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1_a0056607_15202752.png

zabbix:~ # cat /etc/apache2/conf.d/zabbix.conf.rpmsave
#
# Zabbix monitoring system php web frontend
#

Alias /zabbix /usr/share/zabbix

<Directory "/usr/share/zabbix">
    Options FollowSymLinks
    AllowOverride None
    Require all granted

    <IfModule mod_php7.c>
        php_value max_execution_time 300
        php_value memory_limit 128M
        php_value post_max_size 16M
        php_value upload_max_filesize 2M
        php_value max_input_time 300
        php_value max_input_vars 10000
        php_value always_populate_raw_post_data -1
        # php_value date.timezone Europe/Riga
        php_value date.timezone Asia/Tokyo
    </IfModule>
</Directory>

<Directory "/usr/share/zabbix/conf">
    Require all denied
</Directory>

<Directory "/usr/share/zabbix/app">
    Require all denied
</Directory>

<Directory "/usr/share/zabbix/include">
    Require all denied
</Directory>

<Directory "/usr/share/zabbix/local">
    Require all denied
</Directory>
zabbix:~ #



zabbix:/etc/apache2/conf.d # cp zabbix.conf.rpmsave zabbix.conf
zabbix:/etc/apache2/conf.d #
zabbix:/etc/apache2/conf.d # ls -al
total 20
drwxr-xr-x 1 root root 122 May 20 15:30 .
drwxr-xr-x 1 root root 778 May 20 13:22 ..
-rw-r--r-- 1 root root 361 Jan  9 00:06 gitweb.conf
-rw-r--r-- 1 root root 793 Apr 11  2019 manual.conf
-rw-r--r-- 1 root root 354 May  6 21:23 php7.conf
-rw-r--r-- 1 root root 913 May 20 15:30 zabbix.conf
-rw-r--r-- 1 root root 913 Jul 11  2019 zabbix.conf.rpmsave
zabbix:/etc/apache2/conf.d #

サービスの再起動ではうまく行かなかったので、再起動したら、問題は解決できた。

何のためにスナップショット取ったのか、今になって反省しています。

- First Look (まとめ)-

Zabbix4 から Zabbix5 へのアップデートは、予想より困難な事はありませんでした。openSUSE Leap 15.1 では特にハマる点もなく(エイリアスにはハマったけど)、ほとんどの作業を YaST のマウス操作でアップデートできてしまいました。

/var を xfs パーティションにしたのは、スナップショットが使えず、敗因だったなと思います。

Web Interface は随分変わってしまったので、オペレータさん用の新しい操作マニュアルが必要そうです。

特に私の様に「グラフ命」だったヒトには、グラフの操作方法が変わってしまって、残念な感じがします。一応 Widget に旧タイプのグラフがあるようです。慣れの問題と言えますが、カスタマイズした場合、内容がそのまま移行できたかどうかは分からないので、アップデートは十分な調査が必要です。

主な変更点はマニュアルで確認してください。SUSEに関する記述が抜けているのはご愛敬です。

5 What's new in Zabbix 5.0.0
https://www.zabbix.com/documentation/current/manual/introduction/whatsnew500





isLandcenter.jp




by islandcenter | 2020-05-20 09:29 | SUSE | Comments(0)

Zabbix4を使ってみて、一番不満だったではのは、グラフの機能が貧弱になってしまった事です。

まぁ、sensors と同じ結果を時系列の線グラフ表示できる事がわかってしまったので、これはいいわ、となりました。

じゃぁ、Zabbix4 でディスクの容量管理が、なぜ Zabbix3 でできてしまって、Zabbix4 ではできないのか? 調べてみると Template SNMP Disks というテンプレートが Zabbix4 にはないことを見つけてしまったンですね。

無いなら作るか? いや面倒くさい。だったらモノグサ人間としては Zabbix3 のテンプレートそのまま使えばいいじゃん、という事にしました。






- Zabbix3 アプライアンスからテンプレートを抜き出して Zabbix4 でインポートする -

幸いの事に、ウチの零細テスト環境では Zabbix3.2 ソフトウェアアプライアンスと openSUSE Leap 15.1 の Zabbix4.2.4 が平行して稼働しているので、問題ないのですが、Zabbix3 の環境がなければ次の記事を参考に、どこか手軽な環境、Windows10 の HV だとか、KVM や Live USB などで一時的に動かすのがいいでしょう。

Zabbix3.2 のソフトウェアアプライアンスUbuntu 版をSUSE 仮想環境で試してみた。

Download and install Zabbix

Zabbix3のコンソールにログインして、 Configuration > Template を開き Template SNMP Disks をチェックして、Export ボタンを押して、SNMP-Disks-zbx_export_templates.xml の様な感じで保存します。

Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた_a0056607_07102830.png

今度は Zabbix4 のコンソールを開き、Configuration > Template スクリーンから先ほどのテンプレートを Import します。

Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた_a0056607_07111645.png

後は、Configuration > Hosts で Host を選択 > Template で先ほどインポートした SNMP Disks テンプレートを、 Select でチェック > "Add" > "Update" します。

Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた_a0056607_07115364.png

Host > Applications に Template SNMP Disks: Disk partitions が追加され、item に Storage Discovery: /xxxx という項目がゾロゾロと増えたら、データの収集を始めます。Graphs の横の数字に注意します。

凡そ一時間程で、Disk のパーティション毎の使用容量、残量の Pie Chart が出るようになりました。

これでアチコチでコンソールを開いて df -h コマンドを叩きまくる必要がなくなりました。やれやれです。


Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた_a0056607_07134434.png


出来れば、ディスク I/O の折れ線グラフ化なども出来ればいいと思うのですが、モノグサ人間には、ここまでが限界ですかね。どこかにいいテンプレート落ちていないか探索中です。





by islandcenter | 2019-07-24 07:22 | SUSE | Comments(0)

夏の暑い時期になると、急にファンが

「ぐゎーっ」

ってなったりすると、やっぱり温度監視ってこの季節重要だわ、と思います。





- SUSE の sensors パッケージ -

openSUSE/SLE には、sensors パッケージは、YaST > Software Management からインストールできます。

YaSTにリストされない場合、openSUSE のソフトウェアページからブラウザからコマンドなしの1クリックインストールできます。

sensors

sensors-detect を使って定義した後、sensors で確認できます。

SUSE+Zabbix4 で夏場のCPU温度監視と温度グラフの作成_a0056607_11522836.png
実際の sensor の使い方は、ここでは述べません。多くの事例が見つかるでしょう。コンピューターの冷却は「風通しが大切」です。



- 問題は筐体温度のグラフ化だ -

いくらコンソールを開いて、"sensors" を叩いてみても、そこにあるのは数字だけ。株価と一緒で上がっているのか下がっているのか、トレンドが見えないと意味がありません。

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ


そこで Zabbix の機能で、sensors の筐体温度の遷移値がグラフ化できないかと、探したら、そのものずばりの回答がありました。とても参考になりました。


Zabbixによる温度監視(zabbix-agent版)

DaisukeMiyamoto/CPU_Temperature.xml

これは Zabbix のテンプレートなので、テンプレートに追加して、Host のモニタリングのテンプレートに追加するだけで簡単に動いてしまいました。

SUSE+Zabbix4 で夏場のCPU温度監視と温度グラフの作成_a0056607_06352983.png


見事に深夜から未明は温度が下がっているんだ、という事が分ります。素晴らしい!

SUSE+Zabbix4 で夏場のCPU温度監視と温度グラフの作成_a0056607_11570674.png

ただ、sensors で見ると6コアなんですが、グラフは4コアしかない。これはテンプレートを見ればわかる通り、4コアしか定義していないからでしょう。最近は恐ろしいほどのコア数のマルチコアCPUもあるので、持っていないけど、機会があればテンプレートを書き換えて試してみたいです。

それにしても、Zabbix や Sensors で示しているのは40℃台なのに、Windows ノートは常時80℃前後。これってどういう違いがあるのでしょうね。


Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた

夏の暑さで Windows ノートPCが夏バテでいきなりリブート、再起動する対策



islandcenter.jp





by islandcenter | 2019-07-22 12:03 | SUSE | Comments(0)

ここでは openSUSE Leap 15.1 にインストールした、Zabbix4.2 を使って一般的な SNMP 対応デバイスのトラフィックなどを監視し、グラフ表示させるところまでを説明します。

まぁできれば、アラートを検出してメールを流すとか、したいところなのですがグラフを出すところまでで許してください。

Zabbix5 はこちら
zabbix 5.2 openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視

- Target の snmp は有効か -

まず、ターゲット側が、snmp が有効になっている必要があります。このあたりは、装置のマニュアルをご参考下さい。

サンプルとして、適当なデバイスがなかったので Linux のサーバーを使っています。コミュニティ・ストリングは public です。勿論、snmp のパスワードに相当するので適宜置き換えてください。

SUSE Linix の場合 net-snmp パッケージが必要になります。YaSTからインストールして /etc/snmp/snmpd.conf を次の様に書き換え、snmpd をリスタートさせます。

target:/etc/snmp # cat snmpd.conf | grep public
# rocommunity public 127.0.0.1 <---- comment ouut
rocommunity public 192.168.1.0/24
target:/etc/snmp #
target:/etc/snmp # rcsnmpd restart


次に zabbix 側から、snmp の参照ができる事をsnmpwak で確認します。

zabbix4:~ # snmpwalk -v 2c -c public target.i.islandcenter.jp .1.3.6.1.2.1.1
SNMPv2-MIB::sysDescr.0 = STRING: Linux TS-110 4.2.6
SNMPv2-MIB::sysORID.1 = OID: SNMP-MPD-MIB::snmpMPDMIBObjects.3.1.1
SNMPv2-MIB::sysORID.2 = OID: SNMP-USER-BASED-SM-MIB::usmMIBCompliance
SNMPv2-MIB::sysORID.3 = OID: SNMP-FRAMEWORK-MIB::snmpFrameworkMIBCompliance
SNMPv2-MIB::sysORID.4 = OID: SNMPv2-MIB::snmpMIB
SNMPv2-MIB::sysORID.5 = OID: TCP-MIB::tcpMIB
SNMPv2-MIB::sysORID.6 = OID: IP-MIB::ip
SNMPv2-MIB::sysORID.7 = OID: UDP-MIB::udpMIB
SNMPv2-MIB::sysORID.8 = OID: SNMP-VIEW-BASED-ACM-MIB::vacmBasicGroup
SNMPv2-MIB::sysORDescr.1 = STRING: The MIB for Message Processing and Dispatching.
SNMPv2-MIB::sysORDescr.2 = STRING: The MIB for Message Processing and Dispatching.
SNMPv2-MIB::sysORDescr.3 = STRING: The SNMP Management Architecture MIB.
SNMPv2-MIB::sysORDescr.4 = STRING: The MIB module for SNMPv2 entities
SNMPv2-MIB::sysORDescr.5 = STRING: The MIB module for managing TCP implementations
SNMPv2-MIB::sysORDescr.6 = STRING: The MIB module for managing IP and ICMP implementations
SNMPv2-MIB::sysORDescr.7 = STRING: The MIB module for managing UDP implementations
SNMPv2-MIB::sysORDescr.8 = STRING: View-based Access Control Model for SNMP.
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.1 = Timeticks: (1103) 0:00:11.03
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.2 = Timeticks: (1103) 0:00:11.03
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.3 = Timeticks: (1103) 0:00:11.03
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.4 = Timeticks: (1104) 0:00:11.04
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.5 = Timeticks: (1109) 0:00:11.09
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.6 = Timeticks: (1109) 0:00:11.09
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.7 = Timeticks: (1109) 0:00:11.09
SNMPv2-MIB::sysORUpTime.8 = Timeticks: (1110) 0:00:11.10
zabbix4:~ #

PR

- Zabbix 側から監視ターゲットホストの作成 -

全体の流れは動画にしました。(音出ます)




Configuration > Hosts > Create Host

Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10410627.png


[改訂3版]Zabbix統合監視実践入門 ──障害通知、傾向分析、可視化による省力運用 (Software Design plus)

新品価格
¥4,048から
(2020/1/27 23:12時点)


[改訂2版]Zabbix統合監視徹底活用──複雑化・大規模化するインフラの一元管理 (Software Design plusシリーズ)

新品価格
¥3,960から
(2020/1/27 23:14時点)


日経ITエンジニアスクール ネットワーク監視 最強の指南書




Add ボタン

Host name: 任意の識別名
Group > Select > 必須項目なのでどこかのグループをセット 、グループは新たなグループを作れます。後で変更できます。
Agent interface > Zabbix Agent を使う場合は、一応アドレスと DNS 名をセット。DNSに登録されているなら"DNS" ボタンを押しておく、zabbix agent を使えないデバイスの場合は空欄でも構いません。
SNMP interface > "Add"リンクで入力ボックスを開き > アドレスと DNS 名をセット。DNSに登録されているなら"DNS" ボタンを押しておく、ポートは 161


Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10414442.png




次に Template の設定。 "Template" を選び、Select から、一番使えそうなテンプレートを選び "Add" リンク、

最後に左下の"Update"ボタンで登録

Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10421177.png




これで一応監視対象 SNMP デバイスの登録は終わり。
ただし、まだデータの収集を始めていないので "SNMP" のステータスはグレーです。

Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10423975.png



試しに、登録したばかりの Host を開いてみると、"SNMP" のステータスはグリーンに変わっていました。大体5分程度で認識するようです。
ただし、 Graphs の横には何もありません。まだグラフを描画できるほどの情報がないのですね。


Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10431141.png



”HOST” リストでも、”SNMP” がグリーンになっています。


Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10463003.png




30分から一時間ほどで描画できるデータが集まったようです。graphsの横に、グラフ描画できるアイテム数が出ています。

Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10471145.png



"Monitoring" > Graphs > "HOST" をトグルして > "Graph" の種類を選ぶと、グラフが描画されました。


Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10475074.png


Zabbix4.2 snmp監視 デバイスのグラフを表示させるまで_a0056607_10482092.png

PR




- インプレッション -

グラフが見やすくなりました。今日一日の状態や過去数時間、今週、先週と言った単位で、グラフが表示できるのはいいものです。また、監視のためのテンプレートが豊富になったので、サービス単位で監視ができるというところもいいですね。テンプレートを作ってくださったコミュニティの皆様には感謝です。

残念な所は、今までの 3.2 では、ディスクの空き容量が、パイチャートで見る事ができたのですが、この機能がなくなったこと。これは、私のやり方が悪かったのか、何かカスタマイズでできるのか、あるいは理由があって削除されたのか、分かりません。

Zabbix については情報は多いのですが、新旧混在で、古い情報で良い情報を見つけても、画面のデザインが違ったり、古い情報を基にカスタマイズすると、なぜか怒られたり、ということがあまりにも多すぎます。プロジェクトの疾走感は強く感じますが、最新の情報がまとまっていないのが難点ですね。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1

zabbix5 でインターネットの疎通、監視、リモートワーク時代の「ネットが遅い」をチェック









by islandcenter | 2019-07-18 10:53 | プライベートクラウド | Comments(0)

How to set up zabbix 4.2 on opemSUSE Leap 15.1 ?

Zabbix 4.2 を openSUSE Leap 15.1 にインストールする手順です。

※より新しい Zabbix 5.2 はこちら

Zabbix 5.2 on openSUSE Leap 15.2 Install


以前の zabbix 2.2 Appliance は openSUSE ベースだったので、好きにカスタマイズできたのですが、zabbix3 より ubuntu になってしまいました。ディストリビューションが混在すると、頭がパーマ状態になるので、SUSE にセットアップしてみようの回です。

zabbix4 は SUSE(SLES15) のリポジトリが使えるので、openSUSE Leap 15.1 にインストールしてみました。

基本的な手順は、こちらを手本としていますが、幾つかディストリビューション固有の問題や、日本語の問題があるので、この記事を書きました。

Download and install Zabbix

PR




- Install and prepare -

openSUSE Leap インストールと準備

- openSUSE 15.1 + Web LAMP + gnome Desktop
- Wicked Network + Static IP + DNS name space
- setup NTP

openSUSE Leap 15.1 Web LAMP install


Decide 事前に二つのパスワードを決めておきます。

password for mysql: mysqlpwd
password for zabdb: zdbpassword


openSUSE Leap 15.1 は WEB Lamp をインストールし、Static IPNTP の設定をしました。

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_11595171.png

--- repositories ---

zabbix のリポジトリをインストールします。

# rpm -Uvh --nosignature https://repo.zabbix.com/zabbix/4.2/sles/15/x86_64/zabbix-release-4.2-2.el15.noarch.rpm
# zypper --gpg-auto-import-keys refresh 'Zabbix Official Repository'


--- Install Zabbix server, frontend, agent ---

zabbix のフロントエンドとエージェントをインストールします。

# zypper install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-agent


---- Enable, start mysql and apache2 ---

SYSTEMCTRL か YaST でmysql と apache2 をスタートさせます。

# systemctl restart mysql.service
# systemctl enable mysql.service
# systemctl restart apache2.service
# systemctl enable apache2.service


How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12024296.png


---- 日本語化に必要(for Japanese Frontend packages) ---

フロントエンドを日本語化するために次のパッケージが必要です。(for Japanese browser front end, install add-on packages) zypper install するか YaST でインストールします。zypper install or YaST > Software Management.

- php7-gettext
- zabbix-web-japanese

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12051449.png



-- Setup HTTP Server --

YaST HTTP Server のアイコンをインストールし、 YaST をリスタートさせて、HTTP Server のセットアップウィザードを起動します。

install "yast2-http-server", restart YaST > run "HTTP Server" icon comes up.

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12060244.png

# yast2 &

YaST > Network Service > HTTP Server > begin Wizard

Check > "Enable PHP Scripting"

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12062922.png

YaST > Network Services > HTTP Server > "Server modules" Tab > check php7 enabled.

PHP7 がイネーブルであることをチェックします。

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12083897.png


-- setup mysql monitor password --

mysql の root パスワードを設定します。

# mysqladmin -u root password mysqlpwd

restart mysql(mariadb)

# systemctl restart mysql.service

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12094826.png


-- Install Zabbix server, frontend, agent --

zabbix server と web フロントエンドをインストールします。

# zypper install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-agent


-- setup mysql database --

mysql のデータベースを作ります


# mysql -uroot -p
password: mysqlpwd
mysql>
mysql> create database zabbix character set utf8 collate utf8_bin;
mysql> grant all privileges on zabbix.* to zabbix@localhost identified by 'zdbpassword';
mysql> show databases;
mysql> quit;

-- Import initial schema and data. You will be prompted to enter your newly created zdbpassword. --

スキーマの拡張、zabbix DB のパスワードをセットします。

# zcat /usr/share/doc/packages/zabbix-server-mysql*/create.sql.gz | mysql -uzabbix -p zabbix
password: zdbpassword

---- wait 5 minutes 5分待ちます ----

-- set mysql password into zabbix_server.conf --

zabbix_server.conf に mysql のパスワードをセットします。

# gedit file /etc/zabbix/zabbix_server.conf
DBPassword=zdbpassword

-- set your time zone --

zabbix.conf にタイムゾーン Asia/Tokyo をセットします。

# gedit /etc/apache2/conf.d/zabbix.conf
### uncomment and set the right timezone for your city ###
# php_value date.timezone Europe/Riga ## <---- comment out
php_value date.timezone Asia/Tokyo ## <----- your timezone

-- restart zabbix --

## Start Zabbix server and agent processes and make it start at system boot:
# systemctl restart zabbix-server zabbix-agent apache2
# systemctl enable zabbix-server zabbix-agent apache2

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12110268.png


-- Begin setup --

セットアップの開始

# firefox http://locathost/zabbix &

redirect to setup.php

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12125979.png


set zdbpassword

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12142833.png



set

- Host: zabbix-server_ip
- Port: 10051(Default)
- Name: your_Zabbix_Server Hostname


How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12145254.png



-- summary --

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12152015.png



-- Login from browser --

ブラウザからログインします。デフォルトパスワードは Admin/zabbix

Login and configuring user

Default login by : Admin/zabbix

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12160285.png


Dash board comes up...

How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12162715.png


Change Language as you like. Fun ....
How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ_a0056607_12134717.png

- 次にやること -

Zabbix4.2 snmp デバイスのグラフを表示させるまで

Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた

SUSE+Zabbix4 で夏場のCPU温度監視と温度グラフの作成

Zabbix4 から Zabbix5 へアップデートしてみました。

zabbix4.2 を zabbix5.0 アップデート openSUSE Leap 15.1






- まとめ -

凡その作業は zabbix 公式文書そのものなのですが、OSのコンポーネントのインストール、 Apache2 と php7 の有効化、mysql と zabbix DB のパスワードの違いなどの説明がないので、初めは戸惑いました。

またスキーマの拡張にも時間がかかります。

今、zabbix 3.2 の ubuntsu Appliance を使っているのですが、テンプレートが違うので監視ホストのリストを zabbix4 はインポートしてくれません。また、かなり異なる部分があるので、まだまだ勉強です。

Do you know how to import host list exported from zbx3 to import zbx4 ? Please comment...

誤記があればコメントください。



by islandcenter | 2019-07-12 12:17 | SUSE | Comments(0)